更新日:2025年5月26日

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動画とテキスト(令和7年3月27日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例会見を始めます。
本日は、発表事項が1件あります。
植草学園大学との包括的な連携に関する協定の締結についてです。千葉市と植草学園大学様とは、平成24年9月に若葉区をフィールドとした相互連携に関する協定を結んでいて、それ以降、大学の持つ知見や人的資源を活用して、地域課題の解決のための活動・研究を行うなど、連携を進めてきています。
この相互連携協定を発展させ、取り組みのさらなる充実・深化を図るため、今回、千葉市全域をフィールドとした包括的な連携に関する協定を締結しますので、お知らせします。
協定に基づく連携した取り組みについて、主なものを申し上げます。
まず、健康づくりの推進に関する取り組みについては、令和7年4月に開設される看護学部の演習・実習施設である地域共創ケアセンターと連携し、青年期のヘルスケアニーズに基づく健康的な生活習慣定着のための効果的な取り組みの普及などで連携を図っていきます。
次に、パラスポーツの推進に関する取り組みについては、植草学園大学を地域のパラスポーツの推進拠点とすべく、大学が所有するスポーツ施設の貸出しを充実させるほか、パラスポーツ推進の担い手等の育成などで連携を図っていきます。
また、災害対応体制の強化に関する取り組みについては、災害発生時の状況に応じて、災害ボランティアを受け入れるサテライトの災害ボランティアセンターを大学施設内に設置・運営することなどで連携を図っていきます。
最後に、生物多様性の保全に関する取り組みについては、大学が所有する自然共生サイトである「植草共生の森」の活用推進や谷津田を活用した保全活動の推進などで連携を図っていきます。
このほか、これまで相互連携協定などに基づき実施してきた取り組みについても、今回の包括連携協定の締結を契機として、一層の連携を図っていきます。
なお、協定締結式については、本日、午後3時から、幹部会議室にて執り行いますので、ぜひ、ご取材いただければと思います。よろしくお願いします。
最後に、私から1点お知らせです。
既に発表していますが、第24回千葉城さくら祭りの開催についてです。
明後日3月29日から4月6日までの9日間、千葉市の春の風物詩である「千葉城さくら祭り」が今年も開催されます。
期間中は屋台・キッチンカーによる、地元食材などを使った料理の提供や、夜間の千葉城のライトアップをはじめ、地元文化芸術活動ライブ、ご当地グルメや物産品の販売など、皆さまにお楽しみいただける内容を盛りだくさんでご用意しています。
今回、2026年に迎える千葉開府900年に向けた取り組みを二つ行いますのでご紹介します。
一つ目は、会場内へのPRブースの設置です。顔出しパネル、兜等を使った記念写真撮影や千葉氏にちなんだミニゲームなども楽しめますので、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
二つ目は、クラウドファンディングの実施です。千葉城さくら祭りを一層盛り上げていくために、実行委員会が主体となって、4月6日までクラウドファンディングを実施しています。支援金額に応じて魅力的な返礼品をご用意していますので、ぜひ皆さまからの支援をお願いします。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
従前から千葉市さんと植草学園大学さんは協定を結ばれていて、今回改めてというのは、何かきっかけがあったのでしょうか。
(市長)
今回結ぶのは包括連携協定で、分野を問わずにあらゆる分野で可能なところで連携していきます。包括連携協定を結ぶまでには、それぞれ連携の取り組みがあり、それが深化してきたことから、さらに広げる意味において包括連携協定を結んでいます。これまでの植草学園大学様とのさなざまな連携がベースになり、より一層その連携の項目、またフィールドを広げていきたいということで、今回、包括連携協定の締結に至りました。
(記者)
それは、市側からか、大学側からか。
(市長)
どちらからというより、日頃から総合政策局の窓口で連携の取り組みを行っていますので、これだけ範囲が広がってくるのであれば、包括連携協定を結び、よりスムーズに行っていきたいということで、両者で合意に至ったと理解しています。
(記者)
先週の21日に人事異動の発表がありましたが、新年度の体制の狙いや思いを聞かせてください。
(市長)
人事異動については、組織の枠組みと、それにふさわしい適材適所の人材を配置するということで行っています。今回、バス対策担当課長やこども若者支援室を新しい組織として設置しました。専属でその施策の企画立案をしていただくということで、今回の人事異動の一つのポイントだと思います。
また、人事異動については、性別等であらかじめ枠は決めておらず、ポストに求められている経験と知識、能力を十分にお持ちの方に担っていただきたいということで人事案を作りました。そういった職員の持つ能力が十分に生かされた人事だと感じています。
(記者)
植草学園大学との包括連携協定について、この大学の副学長が私の元上司になりますが、植草学園大学の持つ知見や人材とは、どのような知見や人材に期待されていますか。
(市長)
発達教育学部という学部があり、これまでも地域におけるパラスポーツの普及など、共に取り組んできました。パラスポーツについては、千葉市は他の都市に比べて、全国的に見ても普及が進んでいると感じています。今後は、市内でパラスポーツができる場所を増やしていき、パラスポーツを支える人材というのも養成していかなくては、今まで以上の広がりは難しいと思っています。普及の段階に応じて、一歩前に進めるために植草学園大学様のパラスポーツ推進拠点の形成という点で、協力、連携ができるのではないかと思っています。
(記者)
ロッテの2軍について、君津市さんに決まったということですが、千葉市さんも立候補されていて、こちらに来るのかなと期待もしていたのですが、どのような受け止めでしょうか。
(市長)
マリーンズのファームの本拠地については、自治体の公募が行われていて、千葉市も応募し、提案をしました。最終選考の四つの自治体の中に選ばれ、その後も継続して球団と協議を進めてきましたが、ご承知のとおり、最終候補地の選定には至りませんでした。
千葉市にとって残念な結果となりましたが、ホームタウンとしてファームを含めてチーム力の強化を図るため、市としてはベストの提案をしたと思っていますので、ホームタウンとしての役割はしっかり果たしたのではないかと思っています。
最終候補地の選定については、さまざまな観点からマリーンズ側で評価をされての決定ですので、その判断を受け止めたいと思います。
(記者)
リサイクルセンターで火災がありました。お昼の段階で発煙があり、14時半以降の段階で消防に要請して、発表としては20時40分にあり、その後にはすぐ鎮火したということでした。市民生活にも結果的に受け入れ中止ということもあって、報道発表を含めた在り方、危機管理も含めた判断についてお伺いしたいです。
(市長)
市民生活への影響を最小限に抑えるという点において、情報提供のタイミングが、報道機関も含めて情報提供するのがベストかと言われると検証しなければいけない点もあると思います。直接市が自らのチャンネル、SNSなどを使ってお知らせすることはあろうかと思いますが、今回、市民サービスが一部制限されるようなことが起きましたので、報道機関の皆さまに対して、そうしたお知らせのタイミングをどのようにしていくのか検証したいと思います。
(職員)
ほかにはよろしいでしょうか。よろしければ以上で終了します。

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