更新日:2024年9月18日

ここから本文です。

動画とテキスト(令和6年6月27日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例会見を始めます。
本日は発表事項が4件あります。
1点目ですが、女性管理職との交流・職場訪問ツアーの開催についてです。
市内在住・在学の主に高校生を対象に、市内の企業などにおいて、課や部などの部門のリーダーとしてご活躍されている女性管理職の姿を見ることができる職場訪問ツアーを初めて開催します。
この事業は、次の世代を担う女性リーダーを育成するため、そのロールモデルとなる市内で活躍されている女性管理職の皆様と交流することにより、意欲の向上や無意識の偏見と言われるアンコンシャス・バイアスの防止を促進していくことを目的にしています。
訪問先は、株式会社千葉銀行、以前放医研と呼ばれていた国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構、そして千葉市役所の3カ所です。
8月1日から6日にかけて開催し、各企業にご協力いただき、女性管理職との座談会や職場見学を行うものです。
座談会では女性視点も交えて、キャリアやリーダーとして心掛けていることなどをお話しいただきます。参加者からの質問にもお答えいただく予定です。
募集の対象は、市内在住・在学の高校生とし、公募による5人と市立稲毛高等学校・国際中等教育学校の生徒5人の各日計10人程度の参加を予定しています。女性の活躍推進については、男性の理解も重要ですので、男子生徒も参加可能としています。
7月10日水曜日まで、ちば電子申請サービスで申し込みを受け付けています。
活躍される女性管理職の方と直接お話しできる大変貴重な機会だと考えていますので、ぜひご応募いただきたいと思います。
「第5次千葉市男女共同参画ハーモニープラン」において、「あらゆる分野における女性の活躍」を基本目標の一つとして掲げています。「政策・経営方針決定過程への女性の参画拡大」を重点施策に位置付け、取り組みを進めていますが、この事業は将来における女性管理職等の増加にもつながっていくものと考えています。
今後もさまざまな施策を実施し、性別に関わらず、自分らしく活躍できる社会づくりの推進に向け、取り組んでいきたいと考えています。
続いて、千葉市動物公園関係が2点あり、1点目は、千葉市動物公園の夏期期間の入園料の試験的な割引きの実施についてです。
千葉市動物公園では、夏期期間の来園促進策として、料金変動制の効果検証を行うため、試験的に入園料の割引きを実施します。
夏期期間は年間を通じてみた場合に、冬期と比較をしても来園者数が最も減少する期間となっていて、今回、入園料を割引きすることで入園者数の増加を期待するもので、その効果を検証します。
今回の試験的導入の検討に当たり、日本動物園水族館協会加盟の公立動物園にもヒアリングを行い、変動料金制を導入している事例として、東北地方の施設で冬の期間に展示動物が限定されるということを理由に割引料金設定をしたことがこれまでにあったようですが、千葉市動物公園のように繁忙期、閑散期を背景とした料金変動を行っている事例はこれまでにないと考えています。
千葉市としては、今回の試験的実施で得られた結果を検証して、今後の導入について検討していきたいと考えています。
試験的な変動料金制の実施期間は、7月1日月曜日から8月31日土曜日までとしています。
割引き内容は、動物公園は高校生以上を大人として料金をいただいていますが、入園料を2割引きして、通常料金800円のところ、この期間中は640円とします。
今回、試験的変動制を導入する時期を夏期期間としていますが、動物公園では中央広場の噴水のほかに、令和2年度に導入した展望デッキでの地下水を利用した冷風を提供する冷房装置なども稼働しており、暑さを避けるクールスポットも用意しています。
また、この後説明しますが、「トワイライトZOO」を初めて開催します。新しい千葉市動物公園の魅力、楽しみ方を提供していきますので、ぜひ多くの皆様方にご来園いただきたいと思っています。
続いて、千葉市動物公園における「トワイライトZOO」の開催です。
夏場の来園促進策として、夕方から夜にかけての動物の生態を観察することができるイベント「トワイライトZOO」を開催することとしました。このイベントは、千葉市動物公園としては初めての試みになります。
開催日程は、8月10日土曜日、11日日曜日、17日土曜日、18日日曜日です。通常は9時30分から16時30分までを開園時間としていますが、「トワイライトZOO」開催期間に限り、開園時間を20時まで延長します。最終入場は19時30分としています。
また、「トワイライトZOO」の開催時間帯に園内にいれば、参加するための追加料金を支払う必要はありません。
この「トワイライトZOO」の見どころは主に3点あります。
1点目は、夕方から夜にかけての動物生体の観察です。夏の暑い時間帯よりも夕方から夜にかけての涼しい時間帯の方が動物たちの活動が活発になることが想定されます。日中とは異なり、活動的になった動物たちの生態を観察することができるということが今回の「トワイライトZOO」の最大の魅力の一つと考えています。レッサーパンダやビーバー、ヤマアラシなどは本来ならば夜行性の動物ですので、そういった動物たちの行動をぜひ見ていただきたいと思います。
2点目は、ランタンなどによる空間演出です。今回のイベント限定で、園内を照らすランタン等を設置します。今までにない、幻想的な空間づくりができますので、園内の散策をぜひお楽しみいただきたいと思います。
3点目は、動物公園内の中央広場のケヤキ並木のライトアップです。暗くなる19時から20時までの時間帯にケヤキ並木をライトアップで彩ります。
また、「トワイライトZOO」期間後半の17日、18日には、イオン環境財団との連携イベントを行うこととし、自然に戻るエコ粘土で動物をつくるワークショップや、繰り返しお使いいただけるマイボトルのプレゼントを予定しています。
また、このたび、株式会社ZOZOと千葉市動物公園はさらなる連携強化をすることとし、株式会社ZOZOが千葉市動物公園とのコラボ商品を制作・販売します。Tシャツなどのアパレル商品を予定しています。この売り上げの一部は、動物公園と協力企業で構成している「千葉市動物公園アドバンスト会議」に還元していただけることになり、千葉市動物公園の発展のために活用いたします。今日から、専用のウェブページで販売を開始しますので、ぜひご覧の上、ご注文いただけますと大変ありがたく思います。
今年の夏は、夜まで楽しめる「トワイライトZOO」で、いつもと違う動物公園を多くの皆様に満喫していただきたいと思います。ぜひご来園ください。
今後も、来年の開園40周年に向け、プレイベントを実施します。来年春にリニューアルオープン予定の動物科学館の整備も着実に進めていきますので、千葉市動物公園の今後の展開にぜひご期待ください。
最後に、夏休みに合わせて開催する「親子で楽しく環境を学べるイベント」についてのお知らせです。
2050年のカーボンニュートラルの実現を目指し、現在、千葉市では環境意識の醸成、向上に取り組んでいます。この夏休み期間に合わせて、親子で楽しく環境について学べる三つのイベントを開催しますので、お知らせします。
一つ目は7月25日に開催する株式会社LIXILおよびヤマト運輸株式会社と連携した体験型のイベントです。市内の小学生と、その保護者の方を対象に、脱炭素社会に向けた行動変容につなげていくための「健康と環境に良い住まい方」や「環境や社会にやさしい配達」といった日常生活における地球温暖化対策について学ぶことができるワークショップになります。民間企業と連携した脱炭素に関する体験型のワークショップは、市としては初めての取り組みとなります。JR千葉駅に隣接するペリエホールで開催し、7月10日まで電子申請で参加申し込みを受け付けています。
二つ目は、7月30日に開催するジェフユナイテッド市原・千葉と協働した気候危機への関心を高めていただくためのイベントです。
脱炭素につながる身近な取り組みを記載したエコかるたを用いて、今、自分たちができることを楽しみながら学べる、小学生向けのエコかるたの大会を開催します。こちらはユナイテッドパークで開催し、7月8日から「ジェフ色のなつ」の特設サイトにて参加申し込みを受け付けます。
三つ目は、8月17日に開催する「ちば木育イベント」、木を育てると書く木育のイベントです。
千葉県産の木材を利用したおもちゃや木工作の体験を通じて、幼児から小学生のお子さまに木に親しんでもらうものです。森林の健全な育成や、温暖化対策における吸収源、二酸化炭素を吸収する源となるもので、その整備、森林の大切さについて理解を深めていただくためのイベントです。さまざまな木のおもちゃで自由に遊べるブースや、箸やペン立ての作成体験ブースをご用意してお待ちしています。千葉県木育コーディネーター協会さんをはじめ、森林保全や子育てに関する団体の方々のご協力の下で開催します。こちらは事前申し込みの必要はありませんので、開催場所である千葉市役所に直接お越しいただきたいと思います。多くの方にご参加いただけると幸いです。
民間企業、市内の民間事業者、団体の方と連携した、楽しく参加できる企画を数多く用意していますので、夏休みの思い出づくり、また学びの一環としてお楽しみいただきたいと思います。
千葉市では、今後もさまざまな形で熱中症対策や、地球温暖化への意識向上の取り組みを行い、2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて取り組んでいきます。
私からは以上になります。

質疑応答

(記者)
女性管理職との交流について、この3社の管理職の方の選出の狙いと、高校生と対話するということで、どういった内容の対話を期待されていますでしょうか。
(市長)
今回、千葉銀行さん、また国立研究開発法人の量子科学技術研究開発機構さんにご協力いただけることになりました。千葉銀行さんは女性行員の活躍にかなり力を入れて取り組んでおり、市内の事業者の中でも非常に取り組み、意識変容が進んでいる事業所の一つだと思っていて、今回、こうした企画のご相談をしたところ、快く承諾いただきました。また国立研究開発法人さんは理系の研究機関で、そういった分野で女性が管理職として働いている実態をぜひ知っていただきたい、こういった研究分野でもさまざまな仕事があって、現に女性が管理職として働いているということを伝えていきたいということで、今回、ご協力いただけることになりました。また、千葉市役所としても、幹部への登用を、もちろん個人の能力を適正に評価してですが、積極的に登用を進めていますので、主催者の1人として企画に積極的に参加し、直接市民の皆さん、高校生の皆さんに直接活躍している女性職員の声を聞いていただきたいということで実施することとしました。
(記者)
動物園の料金変動制について、いわゆる夏休みシーズンなので、入園者数は増えるというイメージがありましたが、夏期に減少する理由はどのように分析されていますでしょうか。夏期に減少するというのは千葉市動物園特有のものなのでしょうか。
(市長)
多分、暑いからだと思います。動物園は屋外展示がほとんどで、最近は気温も上がっていて、動物園については秋頃に来園が非常に多くなっているのが実態で、暑い時期の入園者を確保していきたい、環境について学んでいただきたいということで、料金変動制と、涼しい時間帯にお越しいただいて、動物の本来の姿に近い形で見ていただくことも、夏期時間帯の、夏の新しい楽しみ方になるのではないかということで企画しました。
(記者)
入園料割引の2割というのは何か算出の根拠があるのでしょうか。
(市長)
1割というと、あまり下がった感じがしないということと、3割になると、収入確保の面もありますので、今回は2割とさせていただきました。目標としては、今までより多くの方に来ていただくことと、料金の設定に応じてどこまで入園者数が変わってくるかを見てみたいということで、去年の総収入よりも多くの金額になることを我々としては期待していて、2割下げるため、2割をちょっと超えて、25%という形で、入園者数が伸びていくと大変ありがたいと思っています。
(記者)
動物公園についてお伺いします。今回は試験的にというお話しで、おそらく先ほどもおっしゃったように、総収入が昨年、近年を上回るということが効果を図る上で大事なことだと思いますが、仮に上回ることがなかった場合は、夏期で打ち止めとして、導入は見送られるのでしょうか。
(市長)
1回やって駄目だったらやらないというのはどうかと思いますが、来園していただいた方の声、ご意見を総合的に踏まえ、今後の取り組みを決めていきたいと思います。第一の目標は、今と同じ収入を確保することではなくて、今よりも多くの方に来ていただきたいということです。料金を下げることで入園者が延びて、収入自体も、料金を下げても来られる方が増えて、全体として収入が確保されるというのが期待する姿です。
(記者)
繁忙期についても試験的に値上げを実施するということは、現状、検討されていますでしょうか。
(市長)
日によっては、園内非常に混雑する場合もありますが、秋の期間中、満員で人が入れないほどではありませんので、まずは入園者が減る夏について、入園者を確保するための取り組みとして、料金の割引きを実施したいということです。例えば秋は比較的に夏より入園者数が多いので、そこの料金を上げようということを具体的に検討しているわけではありません。
(記者)
あくまで今回の試験的な割引きは、この夏だけということでよろしいですか。
(市長)
今回は夏期で実施して、来年度以降の制度の継続については、結果を見ながら、総合的に検討していきたいと考えています。
(記者)
例えば、7月、8月は入園者が最も多い春や秋と比較して、何分の何人などデータがあれば教えていただけますか。
(職員)
7月、8月期に限った2カ月間の状況は、令和5年度の実績で、全体57万2,619人に対し、この2カ月間で4万6,237人ということで、約8%という状況になっています。
(市長)
数字については、また所管からご提供しますので、後ほどお問い合せください。
(記者)
トワイライトZOOについて、先ほど、市長からヤマアラシやビーバー、レッサーパンダは本来夜行性だというお話がありましたが、特に、夜に動物園を訪れることで、普段は見られない動きや、生体が見られるという具体的な話があればお願いします。
(職員)
先ほど市長からも例として3種類の動物を挙げましたが、そのうち、1番有名なレッサーパンダについても実は夜行性です。夜行性といっても夜明けや日没ぐらいが一番動くというのが夜行性動物ですが、昼間は大体、木の中で寝ているという状況です。ヤマアラシについても、展示場の隅で寝ていることがありますので、展示場の中のヤマアラシはおそらく、走り回ってくれるのではないかなという期待をしています。また、ビーバーについても、展示場の中でビーバーが木をかじって倒すと紹介し、展示をしていますが、昼間はやはり、かじる姿は非常にまれです。夜間はビーバーが木をかじっている姿などが見られるのではないかと期待しています。
(記者)
今、世間をにぎわせているグループホーム恵の件について、千葉市でも関連する事業者がグループホームと生活介護を合わせて4カ所ほどあると思いますが、現時点で把握されている状況と今後の対応方針などについて教えてください。
(市長)
今回、株式会社恵のグループホームに対し、愛知県と名古屋市で指定取消しの行政処分があり、それを受けて国が連座制を適用するという通知が、昨日の6月26日に千葉市に対してもありました。千葉市内には4カ所、グループホーム3カ所と生活介護1カ所があり、連座制が適用されることになるため、次回の更新ができなくなります。次回の更新で一番早い更新が令和10年3月ですので、連座制の仕組みに沿い、それまでは運営が可能になります。それまでの間に、まずは提供いただいている障害福祉サービスについて確実に提供していただきたいということと、それ以降は更新ができなくなるので、現在の利用者の移転先の確保、また利用者、ご家族への必要な情報提供をしっかり行っていただくことを法人に対して、千葉市としても指導をしていくことにします。今回、連座制の適用により、利用者の方が不便、また生活に不安がないような形で、市としてもしっかりとした対応をしていきたいと考えています。
(記者)
その後の移転先の確保について、一義的には事業者の責任だと思いますが、仮に移転先が事業者の方で見つけられなかった場合、千葉市としてはどのように対応されますか。
(市長)
まずは事業者方でしっかりとした対応を取っていただきたいと思いますが、ご利用されている方、一人一人の生活を守っていく必要があるため、市としても事業者としっかりと対応し、移転先が確保されるよう、さまざまな対応をしていきたいと考えています。
(記者)
今回の恵の関係で千葉市内施設の、定員、入所者数、千葉市に対しての問い合わせや苦情など、今の段階で連絡あったかどうか教えてください。
(市長)
連座制を適応するという通知が昨日ありましたので、具体的な話はこれからになってくると思いますが、いずれにしてもご利用されているご本人、ご家族の方が不安に思われないような対応を取りたいと思います。具体的にどういった意見、苦情がきているかは、まだ私は把握できていません。
(記者)
PIST6について、テコ入れする予定や、これからの七夕シーズンで何か盛り上げを企画されていますでしょうか。
(市長)
PIST6に関しては、プロモーションとして、ユーチューバーと連携した動画配信を行っていて、会員登録者数や、車券の売り上げはこれまでにない規模で上がっており、車券は現地で販売せず、スマートフォン等で買っていただく形になりますが、動画配信前は会員数が3万人でしたが、今は9万人を超えている状況で、大きな効果があったと思っています。今後、一過性のものとしないために、さまざまなプロモーションと並行して、PIST6の知名度を上げていくことに貢献していきたいと思っています。まず会場内では、さまざまなサービス強化をして、多くの方に一度は足を運んでいただくということ。また、開催日に動画配信をすることで、それを組み合わせたプロモーションとして動画に出演されている方と楽しみながら車券を買っていただくようなことが可能な環境づくりをしていきたいと思っています。今後も引き続き好調な売り上げが続くことを大いに期待しています。
(記者)
京葉線関連で、前回、市長が70点という点を付けましたが、70点を優、良、可で言うと可ぐらいなのかという感触です。市長としては今後70点でよろしいと考えていらっしゃいますでしょうか。
(市長)
点数については、ここで詳しく内訳を説明した経緯もありますが、今回、年度途中で1年待たずにダイヤ再改正をしていただくという意味において、異例の対応をJRさんに取っていただきましたので、そこは大いに評価しているところです。さまざまな事情はあるかと思いますが、例えば平日の下りや、土日の幕張メッセなどに来られた方の帰りの時間帯などの利便性・速達性については、引き続き課題が残ると思っており、その課題の解消に向けて、JRさんに対しては、経済界とも連携をして、我々の意見を今後も定期的に伝えていきたいと思います。
(記者)
まだこれで終わりではないということでしょうか。
(市長)
JRさんとは、まちづくりの面でも対話をしてきました。今までは、例えば海浜幕張駅の改札を蘇我側に設ける課題、そして新駅、さらにはJR千葉駅の大改装に当たっては周辺のまちづくりに関して、かなり連携は取れてきていると思っていました。ただ、ダイヤ改正については、対話の中でも議題になっておらず、今回の一連の動きの中で、ダイヤ改正についても、やはり地元と、千葉市として、しっかりと経済界のお考えも含めて、こういうダイヤであるべきだということは定期的にお伝えしていくべきだと思っています。年末からの動きに限らず、定例的にJRさんとの意見交換の場の中でダイヤ改正について、しっかりと我々の考え方をお伝えしていくということを積み重ねていくことが大事なことではないかと思っています。
(記者)
レッサーパンダの風太君が来月5日、21歳の誕生日を迎えます。レッサーパンダとしては極めて長寿で高齢の部類に入るということですが、誕生日を迎える風太君に対して、市長からメッセージをお願いします。
(市長)
昨年二十歳を迎え、今年で21歳、おそらく国内最高齢ですが、人間で言えば80歳を超えるご高齢ということになります。昨年、節目の年でしたので、私も参加したのですが、盛大な誕生日をお祝いするセレモニーを動物公園で開催したところ、平日にもかかわらず全国のかなり遠隔地からも相当な方がお越しになり、改めて風太さんの人気の高さを実感しました。千葉市動物公園をまさに支えていただいた風太さんの功績を改めて感じたところです。彼のこれからの生活において、暑くなりますので住環境を整備したいということで、クラウドファンディングを実施しましたが、大変多くの方にご賛同いただき、2,379万1,000円の資金をいただくことができました。改めてお礼を申し上げたいと思います。このクラウドファンディングの目的であるさまざまな環境整備ですが、ドライミストの設置は間もなく設置が完了すると聞いていて、暑さに弱いと言われているレッサーパンダに、より快適に夏を過ごしてもらう環境整備もおかげさまで進んでいます。
風太さんの現状ですが、少し体調を崩したと聞いていて、展示はお休みしていますが、だいぶ食欲も戻ってきたということですので、もう少しお時間をいただくことになりますが、今後、皆さんの前に元気な姿を見せてくれるのではないかと期待をしています。2005年のブーム以来、千葉市動物公園を常に盛り上げていただいた立役者ですので、今後も健やかに生活出来るよう、我々としても万全の体制で取り組んでいきたいと思います。飼育を担当している職員からもお話を伺いましたが、風太さんもこう言っているのではないかというメッセージがありました。「いつも気にしてくださりありがとうございます。この夏も元気に過ごせるように頑張っていきます」ということですので、千葉市動物公園をあげて、動物ウェルフェアおよび環境整備にさらに取り組んでいきたいと思います。
(記者)
少し気になったのですが、皆さん「風太君」と呼んでいますが、なぜ市長は「さん」付けなのですか。
(市長)
大変、大きな功績をいただきましたので、去年、表彰状を差し上げるときに「風太さん」と、敬意を込めて呼ばせていただきました。
(職員)
ほかにはよろしいでしょうか。よろしければ以上で終了します。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室秘書課報道室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5598

publicity@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?