緊急情報
ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 記者会見、ニュースリリース > 令和6年度の市長記者会見 > 動画とテキスト(令和6年10月10日)
更新日:2025年1月16日
ここから本文です。
(市長)
それでは、定例会見を始めます。
本日は発表事項が2件あります。
初めに、パリパラリンピックメダリストへの市民栄誉賞の贈呈についてです。先月、9月8日にパリパラリンピックが閉幕しました。その中で、4人の千葉市ゆかりの選手が見事メダルを獲得されました。
1人目が車いすラグビーで金メダルを獲得された、千葉市在住の羽賀理之選手。2人目が水泳男子100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得された、千葉市立幕張西小学校・幕張西中学校ご出身の窪田幸太選手。3人目がバドミントン車いす男子ダブルスで銅メダルを獲得された、千葉市在住で千葉市立幸町第一小学校出身の村山浩選手。4人目がボッチャ混合チームで銅メダルを獲得された、千葉県立袖ケ浦特別支援学校出身の廣瀨隆喜選手です。本当におめでとうございました。
車いすラグビーの羽賀選手は、副キャプテンとしてチームを牽引され、車いすラグビーでは、パラリンピックで初となる金メダルを獲得されました。特に、これまで大きな壁であった準決勝を競り勝ったオーストラリア戦では、大変感動的な勝利であったと思います。
また、水泳の窪田選手は、前回の東京大会では5位でしたが、今回、見事2位となり、銀メダルを獲得されました。スタート直後からトップ争いを繰り広げた決勝戦で、大変白熱した手に汗握るレースだったと思います。
また、バドミントン車いすダブルスの村山選手が銅メダルを獲得された3位決定戦は、日本勢同士の対決でした。ペアを組まれた梶原選手とは28歳差があり、銅メダル獲得という結果だけではなく、パラスポーツの大きな魅力である、年齢を超えて共にプレーし、喜びを分かち合う姿も見せてくれたと感じています。
ボッチャ混合チームの廣瀨選手は、過去4大会に出場され、今回のパリ大会が5度目の出場となります。まさに日本ボッチャ界のレジェンドというべき存在感のある選手ではないでしょうか。パリの舞台でも緊張感のあるプレーだけではなく、混合チームの3選手がコミュニケーションを取りながら、一致団結して戦う姿も見せていただきました。さらに、ボッチャの魅力を広く伝えていただいたと思います。
千葉市にゆかりのある選手の皆様が、パラリンピックという世界の舞台で羽ばたく姿は、千葉市民に明るい夢と希望を与えてくれました。千葉市として、感謝の気持ちをお伝えし、その功績をたたえるべく千葉市市民栄誉賞を贈呈します。
贈呈式などの詳細については、関係の皆様と調整の上、改めて発表いたします。
2点目は、千葉開府900年記念ロゴマーク・キャッチコピー選定の投票についてです。今年の5月から7月にかけて、千葉開府900年記念ロゴマーク・キャッチコピーの候補作品を公募したところ、ロゴマーク552点、キャッチコピー858点のご応募をいただきました。
千葉開府900年記念協議会などによる審査を経て選ばれた各6点を対象に、皆様に投票いただき、正式なロゴマーク・キャッチコピーとして採用する作品を市内在住在学問わず、多くの皆様に選定いただきます。
投票期間は、11月21日木曜日までで、住所や年齢等問わず、どなたでも投票いただけますので、ぜひご投票をお願いします。
投票方法は、区民まつりや千葉湊大漁まつりなどのイベントでの投票、オンラインによる投票、またXによる投票もお選びいただけます。
また、イベントおよびオンラインでご投票いただいた方の中から抽選で10名の方に、千葉市食のブランド「千」の認定商品の詰め合わせセットをプレゼントいたします。
市立の小中学校の児童生徒の皆様には、ギガタブで投票いただくこととしています。
皆様が選んだ作品が、千葉開府900年の正式なロゴマーク・キャッチコピーとして採用され、各種広報物、千葉開府900年のPRに使われますので、ぜひ投票へのご協力をお願いします。
私からは以上です。
(記者)
マリンスタジアムの改修が延期になったという件で、本来であれば2024年度末までに建て替えか改修かを決めるということだったと思いますが、これに関して、今、何か話せることはありますか。
(市長)
今、社会経済情勢が大きく変化していて、予算なども執行する際に建設資材の高騰の影響を受けています。その他、今後、金利上昇や、建設業界における人手不足もあり、長期的なスパンで投資判断を行うことについて、もう少し慎重に精査をした上で判断すべきだと思っています。今、ご協力をお願いしている民間企業からもそういった声が来ていますので、時間をかけて、慎重に検討していく必要があるため、延期を一旦決めました。
今回のプロジェクトは基本構想からスタジアム再整備後の供用開始まで、おおむね10年は要する大きな事業のため、今回の委託の延期、決定を少しずらすということについては、全体で見れば大きな影響はないと考えています。
(記者)
これからのスケジュール感はどのように進んでいくのでしょうか。
(市長)
いつまでにというよりも、関係者が納得できるスキームを組み上げていくことが重要だと思いますので、いつまでにということを詳細に申し上げる状況にはないと考えています。将来的な計画をしっかり固めて、関係者が合意した上でご説明していきたいと考えています。
(記者)
同じくロッテ関係で、二軍のファームの策定も進んでいるとのことで、今、四つの自治体が候補の最終段階まで来ていて、この中に千葉が含まれるということです。これに関して、どのように受け止めていますか。
(市長)
ホームタウンとして、ファームの設置について具体的な提案をし、チーム力を上げていくことに協力していきたいということで応募しています。まだ最終結果ではなく、中間段階であり、一次審査を通ったという連絡を受けています。現在マリーンズから、我々の提案について詳しい確認や、意見交換を行っていて、マリーンズの検討結果を待っているという状況です。
今回、千葉県内が千葉市を含めて2団体、茨城県内が2団体ということで、ファームの場所について、マリーンズもホームタウンに近いほうが良いのか、少し広げてみたほうが良いのか、そういった検討をしているのではないかと思います。そこの評価軸は我々のほうで決めるわけにはいきません。我々の提案内容としてはしっかりしたものを出していると思っていますが、マリンスタジアムからの距離感や、そういったことについて近いほうが良いのか、少し距離があっても良いのか、さまざまな考え方があると思いますので、そういった点でマリーンズのほうで今、検討されているのだと考えています。
(記者)
ホームタウンとしてファームを誘致するということの市のメリットというのは、どのように考えていますか。
(市長)
ホームタウンチームとして、移転をしてから約30年が経過していますが、貴重な千葉を代表する地域資源だと思っていて、共に成長していくパートナーだと思っています。
二軍の本拠地は、選手の育成のために極めて重要な場所であり、マリンスタジアムと二軍育成の本拠地が近いということは、チーム力強化に直結することだと思いますし、千葉市の経済面でも大きな効果があると思いますので、今回、適地が公募であったことから応募しています。
スポーツを通じた地域活性化の観点からも、大きな意味があると考えています。
(記者)
先ほど市長から説明がありました、ロゴマーク・キャッチコピーの選定ですが、このロゴマーク・キャッチコピーも活用しながら、この千葉開府900年でどんな事業を展開されていくのか、改めてご紹介いただけますでしょうか。
(市長)
まず、千葉開府900年がどのような節目の時期にあるかということを千葉開府900年記念協議会のほうでも官民の代表の方からお話を伺って、基本構想を固めているところです。これまでのまちの歴史を振り返りつつ、これから千葉市の将来に何が必要なのか、どのような取り組みが必要なのかということを共有していく場だと思っていて、この節目のときの取り組みから、その後続いていく取り組みにつなげていければと思っています。千葉のまちの良さを改めて認識する非常に重要な機会だと思っています。
(記者)
市長ご自身としては、よその土地のご出身かと思いますが、よそ者目線で見て千葉の魅力はどのようなところにありますか。
(市長)
私はもうよそ者ではないつもりですが、やはり、職住近接の豊かなライフスタイルが送れるまちだと思っています。都内に通勤されている方は千葉都民と言われている時期もあり、結構な割合を占めていると思われる方もいると思いますが、実は、市内にお勤めの方が6割弱で、都内に通勤される方は2割ぐらいです。職場と自宅が近いということは、移動時間の観点からも、自分のために使える時間の増加にもつながりますので、長い目で人生を見た場合、非常に豊かな時間を自分で使えるということにつながってくるのだと思います。そうした都市機能があり、かつ、その都市機能の中にいながらにして、緑と水辺が感じられる自然環境があるということが千葉市の最大の魅力の一つだと思っています。
(記者)
昨日、解散が国会であり、いよいよ総選挙突入ということで、だいぶ短期間となり、選挙事務などの辺りを含めて市長の所感をお願いします。
(市長)
今回、政治とカネに関する議論がかなり行われると思います。例えば夏祭りや敬老会、ご案内いただいたところには出席し、多くの市民の方とお話しする機会がありましたが、政治への信頼が、この政治とカネの問題で大きく損なわれているというような感触は持っています。今回の総選挙の中で政治とカネに関する今後の取り組みや、生活に関わる政策論争も行われていくと思いますので、選挙戦を通じて政策を戦わせることで、政治に対する信頼を取り戻していくきっかけ、期間になればと思っています。
選挙事務についても、11月のほうが準備期間は取れますが、結果的には10月中に行われることになり、今までにない短期間で投票事務を行うことになります。現在、さまざまな印刷物や掲示板、また投開票所の準備などをしていますが、遺漏がないように進めていきたいと思いますし、職員が全力で取り組んでいますので、ぜひご理解をいただければと思います。
(記者)
市長が選挙戦で応援に入られる予定はありますでしょうか。
(市長)
私は今の千葉市政を応援していただいている候補者の方から依頼があれば、検討はしたいと思っています。
(記者)
関連して、急な解散ということで投開票まで18日間しかないですが、市内行事等でそれによる影響などありましたら教えていただけますでしょうか。
(市長)
影響はありますが、各主催している担当部署、また、さまざまな団体の皆様は、選挙があったとしても、まずは開催に向けて検討している状況だと思います。例えば既に発表しているデジフェス2024について、情報通信技術、デジタル化に関して体験していただけるようなフェスタを準備していましたが、10月26日にきぼーるのアトリウムで開催する予定だったところ、投票所の資材置場として利用するため、会場の使用ができなくなりました。ほかの会場を今から見つけることが困難であり、デジフェス2024については、今年は中止とさせていただきました。そういった形でそれぞれのイベント、催しで開催に向けて取り組んでいますが、物理的に場所が確保できない、人手が確保できないという場合には中止という判断もやむを得ないと思っています。
(記者)
シーズン的には運動会や学校の行事などもあると思いますが、その辺りの情報はありますでしょうか。
(市長)
今のところ、教育関係の行事で選挙の影響で中止というのは、私のほうでは報告を受けていません。
(記者)
選挙関連で、現時点で具体的にどなたかから依頼があるかどうかということを確認したいです。
(市長)
実際にどの方に、どこに行くということで決まったものはありません。
(記者)
幕張海浜公園のAブロックですが、アルティーリ千葉さんからの希望があるということで、地質調査が今月からという話がありましたが、現状どうなっているのかということと、実現可能性的なものはどうなのか、市長の期待度などをお聞きしたいです。
(市長)
アルティーリ千葉さんとは連携協定を結んでいて、その中で自前のアリーナを設置したいという意向があります。その設置にあたって、市は最大限の協力をさせていただくということで協定を結んでいます。
さまざまな候補地をご検討いただいた中で、幕張海浜公園のAブロックであれば、アルティーリ千葉さんがアリーナを設置し、運営ができるのではないかというようなお話がありました。幕張海浜公園のAブロックについては、県が所有している公園ですが、市が維持管理をしている場所であり、そういった経緯もあって、千葉県のほうにもアルティーリ千葉さんが候補地の一つとして考えているので、調査ができないかというお話をして、まずは調査を行うことについて許可を得た状況です。調査結果にもよりますが、まだ最終的にAブロックでアリーナを建設することが決まったわけではありませんので、まずは調査を行い、アルティーリ千葉さんの考え方を整理していただくことになっています。
(職員)
ほかにはよろしいでしょうか。よろしければ以上で終了します。
このページの情報発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください