更新日:2025年3月26日

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ちば市政だより 2025年4月号 12-13面

特集


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2025年度予算 主要事業

*金額は100万円未満四捨五入

子育て支援・教育施策のさらなる充実

妊娠・出産期から切れ目のない支援体制の構築や、子育てと仕事を両立できる環境・学びを支える教育環境の充実のほか、若者へのサポートや虐待・不登校など、厳しい状況にある子ども・家庭への支援を強化します。

妊娠前から子育て期までの支援を充実します

乳児一般健康診査
内容を拡充する事業 2,500万円
乳児期の健康管理や病気の早期発見・早期治療のため、新たに1か月児健康診査の費用を助成(補助上限額6,000円)
むし歯予防フッ化物洗口導入支援
新規(一部含む事業) 100万円
就学前児のむし歯予防のため、市内保育施設や幼稚園にフッ化物洗口剤の提供や歯科医師による指導を実施

子育てと仕事を両立できる環境を整えます

保育士等給与改善
内容を拡充する事業 17億4,400万円
民間保育園などに勤務する保育士などの給与改善のため、助成額を引き上げ(1人あたり月額3万円→月額4万円)
民間保育園等整備
内容を拡充する事業 7億9,300万円
増加する保育需要に対応するため、保育施設15カ所を整備
公立保育所主食提供
内容を拡充する事業 1億3,400万円
公立保育所の3歳以上児への主食提供を拡充(27カ所→48カ所)
病児・病後児保育運営支援
新規(一部含む事業) 2026年度以降に800万円
病児・病後児保育施設の新規開設を促進するため、開設後2年間の運営費を新たに助成

こども・若者の権利を保障し、社会参画を推進します

こども・若者基本条例に基づく取り組み(詳しくは【14面】へ)
新規(一部含む事業) 1,400万円
2025年度から施行する条例の周知・啓発。こども・若者の意見を市政に反映させる会議の開催。外部有識者からの意見聴取。こどもの権利に関する救済委員などの設置

放課後の子どもの居場所の充実を図ります

子どもルーム整備
内容を拡充する事業 300万円
待機児童解消に向けて施設を3カ所増設(受入枠120人分増)

児童虐待防止対策を強化します

保護者と子どもの関係構築支援
新規(一部含む事業) 900万円
児童養護施設などに入所中の子どもとその家族に対する親子関係の再構築に向けた個別支援プログラムや、子育てに悩みを抱える保護者向けにグループワークなどを実施
新東部児童相談所などの整備
1億1,900万円
東部児童相談所、養護教育センター、こども発達相談室、発達障害者支援センターなどからなる複合施設を整備

学びを支える教育環境の充実を図ります

体育館冷暖房・学校施設の環境整備
58億2,300万円(2026年度に1億3,100万円)
体育館冷暖房設備の整備工事を30校で実施するほか、学校施設の大規模改造などを実施
若葉住宅地区小学校新設
51億4,000万円
住宅開発が進む幕張新都心若葉住宅地区に新たに小学校を建設(2026年4月開校予定)
GIGAスクール構想端末の更新
600万円(2026年度以降に85億6,300万円)
児童・生徒向けの1人1台端末を軽量なものに更新するほか、生成AIを用いた英語スピーキングソフトを試験的に導入

学校生活の支援を充実します

不登校対策の推進
内容を拡充する事業 3億4,300万円
別室登校の児童・生徒に継続的な学習支援や相談を行うステップルームティーチャーを増員。不登校やいじめなどの悩みの解消に向けた相談支援を行うスクールカウンセラーの配置時間を拡充。不登校児童・生徒の心理的支援充実のためのライトポートカウンセラーを全区に配置

給食費等を支援します

給食費等支援
5億4,000万円
保護者負担の軽減を図るため、食材料費の高騰分を公費で負担し、これまでどおりの栄養バランスや量を保った給食を提供

持続可能で魅力あるまちづくりの推進と都市基盤の充実・強化

中央公園プロムナードの将来像を検討するとともに、官民連携による居心地が良く歩きたくなるまちづくりと中心市街地の再生を推進します。また、都市機能や経済活動の持続的な発展に向けて、広域道路や地域公共交通のネットワークの形成を図ります。

都心の魅力向上を図ります

千葉駅周辺の活性化推進
3,000万円(2026年度に1,800万円)
県都の中心にふさわしいまちづくりに向け、「千葉駅周辺の活性化グランドデザイン」を改定するとともに、社会実験などを通じて中央公園プロムナードの将来像を検討

持続可能な公共交通ネットワークの形成を図ります

持続的な公共交通ネットワークの形成
1億1,600万円
路線バスやタクシーの運転手不足対策として、人材確保の経費を助成するほか、生活交通であるバス路線を維持するため、運行経費を助成

道路ネットワークの形成を図ります

(仮称)検見川・真砂スマートIC整備
8,800万円
東関東自動車道に接続する新たなスマートICの整備に向けた設計
新湾岸道路の検討
1,800万円
湾岸地域の交通容量不足の解消を図るため、国の検討にあわせて周辺道路への影響検討を実施

安全・安心な移動環境を整備します

バス停ベンチ設置
新規(一部含む事業) 3,000万円
バス待ち環境や道路利用者の利便性向上などのためにベンチを設置

スマートシティを推進します

書かない窓口導入
内容を拡充する事業 1億2,100万円
区役所市民総合窓口での手続きの際に、住所などの記載が原則不要となる「書かない窓口」を導入(2026年1月開設予定)

千葉開府900年(2026年6月)に向けた取り組み

市民の皆さんと一緒に、まちの歴史を振り返り、未来を考える契機とするため、記念事業を行うとともに、まちの歩みを学べるように、郷土博物館の展示をリニューアルします。また、市民参加型の芸術祭「千葉国際芸術祭」を初開催します。

千葉開府900年に向けた機運醸成・ひとづくり・まちの魅力向上

千葉開府900年事業
内容を拡充する事業 8,500万円(2026年度に1億7,500万円)
「千葉開府900年」「千葉開府の日(6月1日)」の認知度の向上と、記念事業への参加を促すため、千葉開府の日にあわせたイベントなどを開催
郷土博物館のリニューアル
1億4,700万円
千葉氏をはじめとする郷土の歴史を学ぶ拠点とするため、郷土博物館の展示をリニューアル(11月オープン予定)
千葉国際芸術祭の開催
2億2,900万円
地域の魅力ある資源を活かしながら市民が広く参加し、アーティストとともに楽しみながら創り上げていく3年に1度の芸術祭を初開催
アントレプレナーシップ教育高校生海外派遣
内容を拡充する事業 400万円
新たなビジネスに挑戦する人材を育成するため、市内在住・在学の高校1年生・2年生を対象に、海外派遣を含む2年間にわたる研修を実施
起業家海外展開実践研修
新規(一部含む事業) 400万円(2026年度に3,500万円)
市内企業の成長や海外展開の実現を支援するため、国内および海外での研修を実施

地域経済の活性化

地域経済・社会の活性化を図るため、地域経済の新たな担い手の創出や、農業の持続的な発展と成長産業化の取り組みを推進します。

地域経済の新たな担い手の創出を推進します

創業支援の強化
新規(一部含む事業) 1,900万円
販路拡大やビジネスマッチングに向けた外部メンターによる経営支援、起業意欲の高い女性を対象とする実践的な創業者研修を実施

雇用の確保・拡大と人材育成を強化します

資格取得支援
内容を拡充する事業 600万円
人手不足の業種における従業員の資格取得に向けた支援について、対象業種を追加(製造業、自動車整備業)

農業の成長産業化を推進します

食のブランド化推進
内容を拡充する事業 3,000万円
食のブランド「千」のカタログギフトを新たに制作するなど、認定品の認知度向上や販路拡大に向けた取り組みを推進

農作物被害などを防止します

有害鳥獣対策の推進
内容を拡充する事業 3,500万円
捕獲用わなを増設するほか、農業者へ新たに電気柵購入費用を助成

地域社会の充実

持続可能な市民主体のまちづくりの推進を図ります。

区役所を中心とした地域支援プラットフォームの構築
100万円
地域課題の解決、地域コミュニティの維持・強化を図るため、町内自治会・大学・NPOなどの交流会や研修会を全区で実施

文化芸術・スポーツの充実

文化芸術の振興や市民スポーツ活動の促進に取り組みます。

スポーツ観戦の機会創出など市民スポーツ活動の充実を図ります

国際スポーツイベントの誘致
1億円
世界最高峰の国際大会「バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会」の開催(7月)を支援

文化財の保全と活用を図ります

特別史跡加曽利貝塚新博物館の整備
3,500万円(2026年度以降に122億円)
縄文文化とSDGsを学ぶことができる博物館を目指して新博物館を整備(整備・運営事業者の公募・選定)

健康・福祉の充実

健やかに安心して暮らせる社会をつくるため、重層的・包括的支援体制の整備や健康づくりに取り組みます。

包括的支援体制を構築します

重層的・包括的支援体制の構築
内容を拡充する事業 5,900万円
社会からの孤立など既存の制度では対応しきれない方に対し、社会参加に向けて支援
生活困窮者自立支援
内容を拡充する事業 1億7,800万円
家計の改善が見込まれる方に対する転居費用の支援や、中学校を卒業した子どものいる生活保護世帯向けに進学や就労に関する進路相談などを新たに実施

健康づくりを促進します

帯状疱疹ワクチン接種への助成(詳しくは【5面】へ)
内容を拡充する事業 6,000万円
帯状疱疹ワクチンの定期接種化に伴い、高齢者などを対象に接種を実施

医療提供体制を充実します

(仮称)幕張海浜病院の整備
231億3,100万円(2026年度以降に56億9,500万円)
海浜病院に代わる新病院の建設工事など(2026年秋頃開院予定)

障害のある方への支援体制を整備します

障害者基幹相談支援センター運営
内容を拡充する事業 2億8,100万円
相談の増加や内容の複雑化に対応するために相談員を増員

動物愛護を推進します

(仮称)動物愛護センター整備
1,700万円
老朽化しているセンターの再整備に向けた基本設計などを実施

安全・安心なまちづくり

災害に強いまちの基盤づくりや安全・安心な市民生活を守るための取り組みを推進します。

災害対応体制の強化を図ります

マンホールトイレの整備
内容を拡充する事業 5,000万円
設置済の市立学校に加え、新たに県立高校(6校)にマンホールトイレを整備
被害認定調査システム
新規(一部含む事業) 2,800万円
罹災証明書発行を迅速に行うためのシステムを導入

防犯対策を推進します

防犯カメラ設置・設置費用助成
内容を拡充する事業 6,700万円
駅周辺の防犯カメラを増設、町内自治会・地区町内自治会連絡協議会に設置費用を助成するほか、学校への設置を全校に拡充

環境・自然の保全

持続可能なまちの実現のため、国から選定された脱炭素先行地域に基づく取り組みのほか、環境・自然の保全を推進します。

地球温暖化対策を推進します

脱炭素先行地域に基づく取り組み
12億8,900万円(2026年度以降に2億8,300万円)
清掃工場余剰電力の活用や市有施設への太陽光発電設備などの導入
再生可能エネルギー等導入の推進
内容を拡充する事業 9,600万円
太陽光発電設備の設置者への次世代自動車購入費助成額を拡充(10万円→15万円)するなど、脱炭素化に向けた設備などの導入を支援

環境負荷に配慮したごみの削減と適正処理を図ります

新清掃工場の整備
285億3,100万円
旧北谷津清掃工場の跡地に新清掃工場の建設工事を実施(2026年度オープン予定)

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ラジオ広報番組 BAYFM「ベイ・モーニング・グローリー」について

ラジオ広報番組 BAYFM「ベイ・モーニング・グローリー」は、毎週日曜日8時から8時55分放送。千葉市の今を爽やかな音楽と共にお届け


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テレビ広報番組 チバテレ「ザ・サンデー千葉市」について

テレビ広報番組 チバテレ「ザ・サンデー千葉市」。今月の放送は、6日(日曜日)9時から9時15分「え?意外!○○なのに△△特集!!」


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