更新日:2024年7月23日

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ちば市政だより 2024年8月号 19面

特集


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九都県市合同防災訓練

千葉市直下地震を想定し、九都県市合同防災訓練を実施します。この訓練は、大規模地震などの甚大な災害発生に備え、九都県市の連携強化を図り、市民の防災・減災意識を高めることを目的としています。

訓練は自由に見学できますので、ぜひ会場にお越しください。この機会に、防災について学びましょう。

詳しくは、「千葉市 九都県市合同防災訓練」で検索

千葉市主会場

初期消火訓練、自衛隊・警察・消防などによる救出・救護訓練、防災関係機関との実践的な訓練を行います。展示・体験コーナーでは、消防車などの展示や、起震車による地震体験、子ども用消防服の試着などが体験できるほか、消防音楽隊による演奏が楽しめます。

日時
9月1日(日曜日)10時から13時
会場
イオンモール幕張新都心グランドモール、豊砂公園、幕張豊砂駅前平面駐車場など

*詳しくはホームページまたは当日配布のパンフレットをご確認ください。

避難所開設・運営訓練

避難所の受け入れ訓練や防災に役立つ技術指導など、実践的な訓練を公開で行います。

日程
(1)8月25日(日曜日)、(2)11月2日(土曜日)、(3)11月10日(日曜日)
*時間は会場により異なりますので、ホームページをご覧ください。
会場
(1)稲毛区=穴川コミュニティセンター、若葉区=源小学校、緑区=土気南中学校、(2)中央区=川戸小学校、(3)花見川区=上の台小学校、美浜区=幕張西小学校

千葉市シェイクアウト訓練~千葉市いっせい防災訓練~

千葉市シェイクアウト訓練は、だれでも・どこでもできる、地震から身を守る「安全行動の1-2-3」を約1分間行う訓練です。

詳しくは、「千葉市シェイクアウト訓練」で検索

日時
9月1日(日曜日)9時30分から
訓練方法
防災行政無線(広報無線)と、ちばし安全・安心メール(要事前登録)で、訓練地震情報を放送・配信しますので、訓練を行ってください。
参加表明登録
参加者の把握のため、9月5日(木曜日)17時までに、電子申請で登録をしてください。

安全行動の1-2-3

  1. まずひくく(DROP!)
  2. あたまをまもり(COVER!)
  3. うごかない(HOLD ON!)

揺れが収まるまでじっと待つ!

提供=効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議

ちばし安全・安心メールへの登録方法

entry@chiba-an.jpへ空メールを送信し、自動で返信されるメールに記載のURLから登録。

詳しくは、「ちばし安全・安心メール」で検索

問い合わせ 危機管理課(千葉市主会場について) 電話 245-5406 FAX 245-5597
防災対策課(避難所開設・運営訓練、千葉市シェイクアウト訓練について) 電話 245-5113 FAX 245-5597


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千葉開府900年への道

五、全国へ広がる千葉氏

千葉氏は、かつて社会が大きく変革した中世に全国各地に所領を広げたことから、今も全国各地にゆかりの都市があります。

千葉のまちに本拠を移した千葉常重つねしげの息子、千葉常胤つねたねは、1180年(治承4年)の石橋山の戦い(神奈川県)で平家方に敗れ房総に逃れてきた源頼朝にいち早く味方し、息子たちと共に源平合戦や奥州合戦などに参戦し、鎌倉幕府の創設に貢献しました。

その功績で、常胤は下総国(千葉県北部など)・上総国(千葉県中部)をはじめ、東北のなめかた郡(福島県南相馬市)、九州の肥前国郡(佐賀県小城市)など全国各地に20数カ所といわれる広大な所領を獲得し、千葉氏は幕府の中でも屈指の御家人に成長しました。その後、常胤の6人の子たち(千葉りくとう)はその領地を分割して引継ぎ、千葉の本家とともにそう武石たけしおおこくとうの各家として全国各地で発展を遂げました。

本市では、このような歴史をもとに現在も全国の千葉氏ゆかりの各都市と相互に交流を図っています。毎年8月に開催される千葉の親子三代夏祭りの「千葉氏コーナー」では、全国各地のゆかりの都市が出店します。また、ゆかりの各都市でもそうおいや小城祇園祭など、千葉氏にゆかりのある祭礼が今なお開催されています。

親・子・孫の三世代で楽しめるように、という思いから命名された千葉の親子三代夏祭りですが、千葉のまちに本拠を構えた常重、鎌倉幕府の創設に功績を残した息子の常胤、全国各地に所領を広げた孫の千葉六党と、親子三代で全国へ活躍の場を広げた千葉氏の歴史へ思いを馳せながら、今年の夏祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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学芸員が選ぶ 今月のイッピン

とうじゃくちゅうきょくじつしょうかく》 1755年から56年(宝暦5年から6年)頃 絹本着色 一幅 摘水軒記念文化振興財団蔵

旭日のもとに立つ、二羽の美しい鶴。なじみ深い「鶴は千年、亀は万年」の言葉通り、鶴は古くから長寿を象徴するきっしょうの鳥とされてきました。

18世紀の京都で活躍した伊藤若冲(1716-1800)による本作も、旭日・つがいの鶴や松・梅といったモチーフが夫婦揃っての長寿や繁栄を祈念するものです。スタンダードな図柄ですが、松の幹は蛇の鱗のような樹皮に覆われ、二羽の鶴は奇妙なポーズで絡みあうように描かれるなど、個性的な描写が魅力的です。圧巻は羽の描写で、一本一本、白い顔料による極細の線を丁寧に引きつつ、一部を絹地のまま塗り残すことで絶妙な透け感を演出しています。

孤高の天才といったイメージの強い若冲ですが、本作は京都の鹿ろくおんが所蔵する中国絵画を参考に描いたことが分かっており、勉強熱心な面も伺えます。

開催中の「江戸絵画縦横無尽!てきすいけんコレクション名品展」では、本作を初めとする江戸時代のパワフルで魅力的な花鳥・動物画が大集合します。

暑い毎日が続きますが、ぜひ美術館で絵の中の生き物と触れ合う、癒しのひとときをお過ごしください。

松岡学芸員「江戸絵画縦横無尽!摘水軒コレクション名品展」(6月28日から8月25日)にて展示中です。」
 

問い合わせ 市美術館 電話 221-2311 FAX 221-2316


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総合政策局市長公室広報広聴課

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ファックス:043-245-5796

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