
動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。
熱帯雨林とつながる私たちの生活
熱帯雨林は地球上の生物種の半数が生息するといわれる、多様な生物がくらす場所です。珍しい動物や昆虫だけでなく、薬の原料となる植物やトロピカルフルーツ、レアメタルなど、資源の宝庫でもあります。熱帯雨林は遠く離れた場所ではなく、私たちの生活とつながっています。
第1回 東南アジアの木材資源利用とその恩恵
- 日時
2025年9月27日(土)14:00~14:55
※受付開始は13:50からです
- 講演者
東京大学名誉教授/木材・合板博物館 館長
佐藤 雅俊(さとう まさとし)氏
【専門分野:林産科学、木質工学】
- 内容
東南アジアの植物バイオマスを含めた木材資源の有効利用について、植物が成長するために重要な土壌の分類を基に東南アジアで特徴的な土壌における植物分布とそれらの再生や利用、未利用な木材や植物の利用などの紹介、さらに植物バイオマスを利用した農業生産について紹介をします。動物との関連は、薄いかもしれませんが、広い意味での人間の生活との係わりを紹介できればと思っています。
- 場所
動物科学館1F レクチャールーム(座席150席)※先着順
※ライブ配信予定
千葉市動物公園公式YouTube(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
- 対象
中学生以上におすすめです
第2回 香りをめぐる冒険
- 日時
2025年10月18日(土)14:00~15:00
※受付開始は13:50からです
- 講演者
株式会社 松栄堂(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) 常務取締役・調合師
藤本 悌志(ふじもと ていじ)氏
【専門分野:薫香製造・調合】
- 内容
仏教伝来と共に日本に伝えられたお香。 日本人の生活文化の中で育まれた香りは、 はるばる南方から届けられる貴重な香料によって作られています。 300年以上お香づくり一筋の松栄堂における、調合師の仕事とは? 伝統の香りを次世代へ繋ぎ、時代に合わせた新しい香りを生み出すとは? 一緒に、香りをめぐる冒険に出てみませんか。
- 場所
動物科学館1F レクチャールーム(座席150席)※先着順
※ライブ配信予定
千葉市動物公園公式YouTube(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
- お知らせ
講演に合わせて、お香の移動販売車が出店します
10月18日(土)10:00〜16:00(予定)
- 対象
小学校高学年以上におすすめです