千葉市動物公園 > アカデミア・アニマリウム(教育・研究) > アカデミア・アニマリウム講演会 > マレーシア&日本の小学生がつながり一緒に考えるSDGsプログラム「つくろう!守ろう!ボルネオゾウの未来」
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更新日:2025年5月28日
動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。
日本の動物園3園とボルネオ島サバ州の小学校をオンラインで繋いで、ボルネオゾウとその森を守るために「私たちにできること」を一緒に学び考える教育プログラムです。
このプログラムでは、次の3つを学ぶことを目標としています!
マレーシアのボルネオ島には、「ボルネオゾウ」と呼ばれるゾウが暮らしています。しかし今、そのすみかである森は、人の手によってどんどん壊されつつあります。森が小さくなることで、ゾウをはじめ多くの動物たちが生きる場所を失い、姿を消し始めている現状について学びます。
日本にいると、マレーシアは遠い国のことのように感じるかもしれませんが、ゾウたちの森を減らしている原因のひとつである「パーム油」は、実は私たちがふだん使っている身近なものにも含まれています。ゾウの森と私たちの生活がつながっていることを学びます。
ゾウの森と私たちの生活がつながっているからこそ、私たちにもできることがあります。動物と人がどちらも幸せに暮らしていける未来のために、今、私たちにできることを日本からもマレーシアからもみんなで一緒に考えていきます。
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