千葉大学オープンセミナー
2022年度から千葉大学と連携してオープンセミナーを開催しています。各分野の専門家より、生物に関する発信をするとともに、地域の市民・来園者の皆様と一緒に、生物多様性や人と動物との関係を考える機会としています。
千葉大学大学院人文科学研究院・文学部(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(西千葉キャンパス:千葉市稲毛区)は千葉市動物公園の近隣に所在しています。地域連携を強化することで、地域の活性化および地域の人材育成を図ります。動物や環境にまつわるお話を専門の先生から教えてもらいましょう!
2025年の講演予定
- 第1回 9月23日(火祝) 牛谷 智一 先生
- 第2回 10月12日(日) 阪口 諒 先生
- 第3回 11月23日(日) 久保 勇 先生
第1回 未来へ紡ぐゴリラプロジェクト報告会
(世界ゴリラの日×大学オープンセミナー)
『動物も「推し活」する?』
講演会詳細はコチラ
第2回 アイヌの物語に登場するクマ
- 日時
2024年10月12日(日)14:00~14:45
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)※先着順
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講師
千葉大学 人文科学研究院 助教
阪口 諒(さかぐち りょう)先生
【専門分野:アイヌ語、アイヌ口承文学】
- 講演内容
アイヌ文化においてクマは尊い神様で、ヒグマと人間のかかわりを語る物語もたくさん知られています。その一つとして、人間がクマの穴を訪問し、クマとともに冬を越したという物語を取り上げます。この物語がアイヌだけではなく、南の本州・九州、さらには北の樺太、シベリア方面とも共通することから、文化の連続性についても学びたいと思います。
- 対象
中学生以上におすすめです
第3回 古典文学と古生物学:ヌエ=レッサーパンダ説から考える
- 日程
2024年11月23日(日)14:00~14:45
※受付開始は13:50からです
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)※先着順
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講師
千葉大学大学院 人文科学研究院 准教授
久保 勇(くぼ いさむ)先生
【専門分野:日本文学】
- 講演内容
『平家物語』巻四・源頼政の「ヌエ」退治説話は有名です。2016年9月、古生物学者・荻野慎諧氏により、「ヌエ=レッサーパンダ説」が提唱されました。『平家』の一異本、『源平盛衰記』には「頭ハ猿、背ハ虎、尾ハ狐、足ハ狸、音ハ鵼也」とあり、イメージは重なります。古典文学研究の立場からこの問題を考えていきます。
- 対象
中学生以上におすすめです
過去のセミナー
<2024年度> |
<2023年度> |
 |
 |