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未来へ紡ぐゴリラプロジェクト報告会

更新日:2025年7月6日

アカデミアロゴ

動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。

未来へ紡ぐゴリラプロジェクト報告会

 9月24日は「世界ゴリラの日」です。平成29年にダイアン・フォッシー・国際ゴリラ財団により、絶滅の危機に瀕しているゴリラとその生息環境を守ることを目的として制定されました。
 千葉市動物公園では、2024年にクラウドファンディング「未来へ紡ぐゴリラプロジェクト~動物福祉の向上と学術的知見を活かす!~」を実施し、たくさんのご支援をいただきました。皆様からのご支援は、大切にゴリラたちのために活用させていただいております。世界ゴリラの日に合わせて、クラウドファンディングの報告会を行います。

 

クラウドファンディング報告

  • 時間
    11:00~
  • 話者
    千葉市動物公園 職員
  • 内容
     2024年に実施した「未来へ紡ぐゴリラプロジェクト~動物福祉の向上と学術的知見を活かす!~」の収支を報告します。

植栽によるニシゴリラの行動変化

  • 時間
    11:10~
  • 講演者
    東邦大学理学部生物学科行動生態学研究室(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) 教授
    井上 英治(いのうえ えいじ)先生
  • 内容
     千葉市動物公園では、ニシゴリラの福祉向上を目指して、2024年10月に16種の植物が植栽されました。本発表では、まずニシゴリラの一般的な生態などを紹介した後、植栽後1カ月間の行動データを分析した結果をもとに、採食も含む植物利用や、植栽前と比較した利用場所の変化などについて紹介します。

動物も「推し活」する?

  • 時間
    11:50~
  • 講演者
    千葉大学文学部比較認知研究室(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) 准教授
    牛谷 智一(うしたに ともかず)先生
  • 内容
     老いも若きも,好きなタレントやアイドルに夢中になったりします。夢中になる対象は、人によって絵画や彫刻かもしれません。「美しいもの」を見ることは、自分への「ごほうび」になります。ヒト以外の動物も、美しいものを見て楽しんだりするでしょうか? 本講演では、千葉市動物公園でのゴリラ研究の話を中心に、動物の美的感覚について考え、ヒトの美的感覚の起源を探ります。
  • お知らせ
     講演内容に興味を持った方は是非、比較認知研究室のウェブサイト(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)をご覧ください。ネコ実験に協力していただけるネコちゃんも募集しています。

 

世界ゴリラの日 特別イベント(2023年)

※終了したイベントです

世界ゴリラの日 特別講演会

  • 日時
    2023年9月24日(日)13:30~15:00(3演題 各30分)
  • 場所
    動物科学館1Fレクチャールーム
  • 席数
    150
  • 内容

① ゴリラとのエピソード
千葉市動物公園のゴリラたちについて、担当飼育員がお話しします。

② 『サイバネティクス - Gorilla in The Mist Project -』

講師:木更津工業高等専門学校 栗本 育三郎先生

ダイアンフォッシー著「霧の中のゴリラ」に学び、ニシゴリラ生息地域ガボン共和国ロペ国立公園の環境情報に基づいたミスト噴霧コントロール装置の開発と千葉市動物公園ゴリラ舎での実験について紹介します。

③ ゴリラとレアメタル

携帯電話やスマートフォンに含まれるレアメタルが及ぼす野生ゴリラの危機について、生息地の状況を交えて動物園とは違った角度からお話しします。

  • 対象
    中学生以上が対象ですが、ゴリラのことを知りたい方であれば、どなたでもご参加できます。

使用済み携帯電話・スマートフォン回収ボックスを設置します

レアメタルを含む電化製品のリサイクルもゴリラなどの野生動物の保護につながることから、携帯電話・スマートフォンの回収ボックスを園内に設置します。ご家庭で眠っている不要な携帯電話やスマートフォンをぜひお持ち寄りください。

回収した携帯電話・スマートフォンは、専門業者に引き取られ、回収量に応じた対価が認定NPO法人テラ・ルネッサンスに寄付されます。テラ・ルネッサンスへ寄付された資金は、コンゴ民主共和国における支援事業の活動の一部として活用されます。

詳細はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)  をご覧ください。


※コンゴ民主共和国東部ではレアメタルの採掘がおこなわれ、得られた資金が武装勢力の資金源となることで紛争が長期化しています。これにより国内情勢が不安定となり貧困が生まれ、生活費を稼ぐために森に入りレアメタル採掘に従事する人々がいます。これが森の中へのアクセスを作り、ゴリラの密猟などを容易にする原因となっています。コンゴ民主共和国に多く生息するゴリラの保全をおこなうには、現地の「平和」を達成することも重要な課題です。


期間 2023年9月23日(土)~終了日未定(100台集まるまで)
場所 動物科学館1階
対象の電化製品 携帯電話、スマートフォン ※対象以外の家電は回収できません。


≪注意事項≫
・携帯電話やスマートフォンの個人情報は必ず消去してから回収ボックスに投函してください。
・一度回収ボックスに投函した携帯電話・スマートフォンは返却できませんのでご注意ください。
 

世界ゴリラの日

 

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