東邦大学オープンセミナー
東邦大学理学部の先生による、生き物のおもしろさを深~く知ることができる講演会です。
2022年度から東邦大学と連携してオープンセミナーを開催しています。各分野の専門家より、生物に関する発信をするとともに、地域の市民・来園者の皆様と一緒に、生物多様性や人と動物との関係を考える機会としています。
東邦大学理学部(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(習志野キャンパス:千葉県船橋市)は千葉市動物公園の近隣に所在しています。地域連携を強化することで、地域の活性化および地域の人材育成を図ります。動物や環境にまつわるお話を専門の先生から教えてもらいましょう!
2025年の講演予定
- 第1回 9月23日(火祝) 井上英治先生
- 第2回 10月19日(日) 塚田岳大先生
- 第3回 11月29日(土) 吉田彩乃さん
- 第4回 12月21日(日) 児島庸介先生
- 第5回 1月11日(日) 脇司先生
第1回 未来へ紡ぐゴリラプロジェクト報告会
(世界ゴリラの日×大学オープンセミナー)
「植栽によるニシゴリラの行動変化」
- 日程
2025年9月23日(火祝)
- 講演者
生物学科 行動生態学研究室 教授
井上英治(いのうえ えいじ)先生
【専門分野:動物行動学、霊長類学】
講演会詳細はコチラ
第2回 新・ウナギ学入門
~ウナギが教えてくれるヒトの体と未来~
- 日時
2025年10月19日(日)14:00~14:40
※受付開始は13:50からです
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講演者
生物分子科学科 塚田研究室(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) 准教授
塚田岳大(つかだ たけひろ)先生
【専門分野:ウナギの研究】
- 講演内容
ウナギは、川魚から深海魚へと変態したり、血液に毒があったり、1年以上も食べ物を食べなくても生きていくことができる、驚くべき能力をもった魚です。私はこうしたウナギの不思議な生理機能を手がかりに、医療などヒトの役に立つ未来のサイエンスを探る研究に取り組んでいます。それが「新・ウナギ学」です。
- 対象
中学生以上におすすめです
第3回 ニホンザルは、なぜ食べ物を洗うのか?
- 日程
2025年11月29日(土)14:00~14:40
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)
※ライブ配信予定
千葉市動物公園公式YouTube(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
- 講演者
生物学専攻行 動生態学研究室 修士課程2年生
吉田彩乃(よしだ あやの)さん
【専門分野:動物行動学】
- 講演内容
ニホンザルのイモ洗い行動は、霊長類の文化的行動として注目を集めてきました。千葉市動物公園のニホンザルでも、食べ物を水で洗ってから食べる行動が見られます。では、なぜニホンザルは食べ物を洗うのでしょうか? 本講演では、どのような個体が、何を洗っているのかを紹介し、食物洗い行動をする理由に迫ります。
- 対象
中学生以上におすすめです
第4回 マダガスカルの爬虫類
- 日程
2025年12月21日(日)14:00~14:40
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講演者
動物生態学研究室 講師
児島庸介(こじま ようすけ)先生
【専門分野:動物行動学、生態学】
- 講演内容
アフリカ大陸の東に位置するマダガスカル島は、世界でも類を見ない独自の進化を遂げた生物たちの宝庫です。本セミナーでは、マダガスカル島に暮らすユニークな爬虫類やそのほかの動物たちについて、研究の話題を交えて紹介します。
- 対象
中学生以上におすすめです
第5回 様々な生き物につく寄生虫たち
- 日程
2026年1月11日(日)14:00~14:40
- 場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講演者
生命圏環境科学科 准教授
脇司(わき つかさ)先生
【専門分野:寄生虫学】
著作▶『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
(ベレ出版)
『新種発見物語』(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
(島野智之と共編著、岩波ジュニア新書)
- 講演内容
寄生虫は、人やペットだけでなく、地球上の様々な生き物についています。この講演では、魚や貝などの身近な生き物に付く寄生虫について、その感染戦略を中心に紹介していきます。
- 対象
中学生以上におすすめです
過去のセミナー
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<ご協力>
東邦大学理学部生物学科