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更新日:2025年6月20日
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(市長)
それでは、定例会見を始めます。
本日は発表事項が7件あります。
待機児童ゼロの発表が2点ありますが、1点目は保育所の待機児童ゼロを6年連続達成したことについてです。
千葉市では、子育てと仕事が両立できる環境づくりを子育て施策の柱にしていますが、本年4月1日現在において、国の定義による待機児童数がゼロとなりました。6年連続の待機児童ゼロの達成になります。
令和7年4月1日時点の入所申込数、入所児童数、入所待ち児童数は「1 待機児童数等の状況」に記載の表のとおりです。待機児童ゼロに向け、令和6年度中もさまざまな取り組みを行い、それらの取り組みを裏面にまとめていますので、ご紹介します。
施設整備としては、既存施設の定員増により、既存施設を可能な限り活用しており、保育需要が高く、また施設整備の必要性が特に高い地域については保育所等の新設も行い、受け入れ人数を863人増やしています。
保育人材の確保としては、保育士等の給与上乗せに向けた手当、通称「千葉市手当」と呼んでいますが、これを令和7年4月以降、月額最大3万円から4万円への増額を決定するとともに、市内の保育所等で働くことをPRするチラシを作成し、保育士の養成施設や保育所等に配布しました。
また、各区に子育て支援コンシェルジュを引き続き配置し、保護者のご要望を丁寧に伺いながら、ご自宅から一番近い保育所だけではなく、ほかにもニーズに沿ったご利用いただける保育所があることをご紹介するとともに、保護者の相談内容に応じたさまざまな保育サービスについても情報提供を行ってきました。このほか、空きのある保育ルームや長時間の預かり保育を実施する幼稚園などの紹介・あっせんをきめ細やかに行い、一人でも多くの児童がニーズに合った保育サービスを受けることができるように努めてきています。
保育の質の確保としては、千葉市では認可保育所の認可基準について、1・2歳児の保育士の配置や、乳児室の面積について国基準を上回る基準を設けていますが、これを継続するとともに、運営事業者の選考に当たっては、外部の専門家による厳密な審査を行っています。
また、保育者の定着・離職防止などを図っていくために、幼児教育・保育分野専門の相談受付と、研修情報の提供や受講の勧奨を行う「ちばし幼児教育・保育人材支援センター」の運営を令和6年4月から開始しています。また、保護者の負担の軽減を図るために、公立保育所の27カ所で3歳以上児への主食の提供、給食のうち今までは副食を出していましたが、ご飯についてもあわせて提供し、完全給食の提供を行っています。
今後も引き続き待機児童ゼロを継続できるよう取り組むとともに、保育の質のさらなる向上に取り組んでまいります。
2点目は小学校の放課後の子供の居場所である子どもルームの待機児童ゼロの2年連続達成についてです。今年の4月1日現在において、こちらも国の定義による待機児童数がゼロとなり、2年連続の待機児童ゼロを達成することができました。4月1日時点での利用申込数、入所児童数、入所待ち児童数は、表に記載のとおりです。待機児童ゼロの継続に向けて令和6年度中に取り組んだことを「2 令和6年度の主な取り組み」に整理しています。
利用申込者が多く、待機児童の発生が見込まれた小学校において、特別教室を活用した施設整備を行い、15カ所で590人分の受入れ枠を確保しています。
また、夏休み期間のみ利用したいというご家庭のニーズがあり、令和7年度から新たに全てのルーム設置校において、サマールームとして、夏休みの初日から最終日までの期間に限定した利用区分を新設しています。これまで夏休み期間のみのルームの利用を希望されている場合でも、夏休みに確実に利用ができるように、4月当初からお申し込みをされるご家庭もありましたが、4月からの利用を希望される方と夏休み期間のみの利用希望者を分けて利用決定することで、真に4月から利用を希望する児童の受入れ枠を確保したものです。
今後も、利用の申し込み状況やアフタースクールへの移行計画などを勘案し、子どもルームの待機児童ゼロの継続を目指して取り組んでまいります。
3点目は、環境に配慮した取り組みを応援する「ちばしエコチャレンジ」についてです。この取り組みは気候危機について考え、行動するきっかけをつくることを目的に、省エネ行動や環境イベントへの参加など、各種チャレンジ項目の実践に対して「ちばシティポイント」を付与するものです。今年度は新たに省エネ家電の購入や、市民提案により採用した「街中のエコ葉を撮影しよう!」などを追加しています。
省エネ家電の購入については、省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫やLED照明への買い替えを進め、環境負荷の低減を目指していくものです。なお、購入者へ付与する3,000ポイントは、エコチャレンジのポイント数としてはこれまでで最大になります。
また、「街中のエコ葉を撮影しよう!」については、昨年度、項目として募集し、寄せられた約200件の市民提案から採用したものです。熱中症対策として開設する、区役所、コミュニティセンター、市内商業施設などのクールスポット約250カ所にあるステッカーなどを撮影、申請していただき、千葉市の脱炭素キャラクターである「エコ葉」を探すことで、クールスポットの場所も意識していただけるのではないかと考えています。
申請期間は5月1日から、申請方法は別紙のとおりで、ちば電子申請サービスから行っていただきます。詳しくは「ちばしエコチャレンジ」のホームページをご覧ください。
今後とも、市民の皆さまが環境に関して考える機会を提供し、脱炭素社会実現に向けた行動変容につなげてまいります。
4点目は、東京ガス株式会社様と連携した「省エネ教育プログラム」の実施についてです。
千葉市では、ご家庭における二酸化炭素排出削減に向けた行動変容を促進するために、市内の小学校の授業において、省エネ教育プログラムをモデル事業として実施します。このプログラムは、東京ガス株式会社様などによる環境省の実証事業において、家庭のCO2排出量を約5%削減するなどの効果が認められているプログラムです。
今回のモデル事業については、東京ガス株式会社様が、「サステナッジ教育」として社会実装しているプログラムを実施するもので、政令市、県内では初めての取り組みとなります。具体的な内容としては、同社の都市生活研究所の研究員の方が、小学4年生の3クラス約100人を対象とし、全6回の授業を行う予定です。ナッジなど行動科学の先進的な知見を踏まえ、エコ・クッキングなどを通じた省エネ行動や新聞作成による発信など、子供たちが楽しみながら省エネについて学び、実践して、その行動を続けてもらうことを意図した内容となっています。
5月7日の水曜日が初回の授業となります。取材対象日として設定しますので、ぜひ皆さまには子供たちの様子を取材していただければと思っています。
今後も家庭における意識醸成・行動変容につなげていけるように、また、若い世代に向けた取り組みを進めてまいります。
5点目は、パシフィックコンサルタンツ株式会社との協定締結についてです。
千葉市とパシフィックコンサルタンツ株式会社様は千葉市動物公園における新たな魅力の創出に向けた協定を締結し、連携による新しい取り組みを進めていきますので、お知らせします。
本協定は、同社が推進するデジタル技術を活用し、動物公園の新しい魅力の創出、またイベント等の運営に必要な資金調達を目指していくことを目標としています。
本協定における取り組みとして、動物公園の開園40周年を記念した「千葉市動物公園NFTコレクション」を実施します。このNFTコレクションは、ネット上に特設サイトを設け、動物公園の動物たちを3D化したNFTを販売するものです。購入したNFTはサイト上で眺めることができ、動物園の雰囲気やコレクション感覚をデジタル空間で楽しむことができるものです。
販売するNFTの特徴は、ニシゴリラの「モンタ」など、動物公園で飼育されている動物を基にした高精細な3Dモデルで、ご購入された方は特設サイトにて特別なコンテンツやサービスを受けることができ、動物の情報を学ぶこともできます。販売されたNFTの売り上げの一部を動物公園の運営に活用し、動物公園のさらなる発展と持続可能な運営に役立てていきたいと思っています。
この事業により、開園40周年をさらに盛り上げ、動物公園に訪れたことがない方にも興味を持ってもらう機会をつくってまいります。
本サービスの開始時期は、特設サイトのプレオープンを5月末、NFTの販売開始を7月にそれぞれ予定していて、詳細なサービス開始時期や販売価格等については、ホームページなどで随時お知らせします。
なお、協定締結式を本日、この後14時40分から幹部会議室で行いますので、ぜひ取材をお願いします。
6点目は、「幕張ビーチ花火フェスタ2025」の開催です。
千葉市の夏の風物詩になっている「幕張ビーチ花火フェスタ」を今年は8月2日の土曜日に開催することを決定しましたので、お知らせします。「Love&Peaceみんなが輝く「まちの宝」を未来へ!」をテーマに、花火フェスタの特徴である海上花火と打ち上げ花火を組み合わせた迫力満点のダイナミックな演出により、国内最大級の2万発の花火が今年も海浜幕張の夜空を彩ります。
見どころは、東京湾に向けて斜めに花火を打ち出し、最大約150メートルの大きさの花火が海面を彩る迫力満点の海上花火を約4千発、また、伝統的な美しさを堪能できる尺玉をはじめ、「チーバくん」や「ちはなちゃん」などの創作花火、火柱や星が扇形に飛翔する特殊効果花火などがあります。そして、グランドフィナーレでは、迫力のある海上花火や黄金色の錦冠菊、長い光の尾を引き垂れてくる花火で、これを加えた約1万発の花火が一斉に打ち上がり、夜空と海上を彩ります。
無料観覧席については、本日から受け付けを開始します。お申し込みの期限は5月19日の月曜日としていますので、観覧希望の方はあらかじめご応募いただきますようお願いします。なお、市民無料招待席については、例年多くの市民の皆さまにご応募いただいているため、昨年より定員を1,500人増員し、募集を受け付けます。
有料観覧席については、新しく花火を最前線で見られるSエリアプライムグループ席と、ZOZOマリンスタジアム内にスタジアムペア席およびスタジアムカルテット席を設けることにしました。なお、ZOZOマリンスタジアムの内野グラウンドに協賛者席を設け、今回運用しますが、これは2026年、来年の千葉開府900年を記念する花火大会での本格運用に向けて検証を行うために設置します。
また、昨年新設したAエリアのビーチ打ち上げ花火席の車椅子エリアを拡大することとしました。付近に多目的トイレを増設し、車椅子をご利用の方がより安全・安心、快適に楽しんでいただけるようにします。
このほか、外国人観光客向けにガイド付きの花火大会観覧と見浜園でのお茶立ての体験をセットにしたチケットについても、30席限定で販売します。
有料観覧席は、5月23日金曜日から販売を開始します。
花火大会当日は会場周辺が大変混雑します。安心して花火を楽しんでいただき、帰路も安全にお戻りいただくために、有料観覧席をご購入いただいた方および事前応募により市民・一般の無料招待席、それにご当選された方のみ会場内でご観覧いただけるものとしています。有料観覧席の購入が間に合わなかった方や、無料招待に当選されなかった方については、大変申し訳ございませんが、会場周辺には観覧する場所がありませんので、来場をお控えいただければと思います。
なお、会場でのご観覧がかなわなかった方についても、ご自宅などで花火を楽しんでいただけるよう、千葉テレビ様による生放送を予定していますので、こちらもぜひご覧ください。
脱炭素化への取り組みとして、昨年に引き続き、会場内で使用する電力はバイオマス発電によるグリーン電力を利用します。
幕張ビーチ花火フェスタ、ぜひ心ゆくまでお楽しみいただければと思います。
最後に、ゴールデンウィーク期間中の市内のイベント情報について、お知らせします。
明後日、26日土曜日から、途中平日も挟みますが、5月6日火曜日まで、このゴールデンウィークの期間中に、千葉市内ではさまざまなイベントが開催されますので、一部をご紹介します。
まず、最近リニューアルした市の施設のご案内です。
3月29日に、動物公園動物科学館と稲毛海浜公園内の花の美術館をリニューアルオープンしました。
動物公園では、4月28日月曜日に開園40周年を迎えるため、記念セレモニーなどの記念イベントを実施します。
また、花の美術館をリニューアルした「BOTANICA MUSEUM」では、ゴールデンウィーク期間中は休館日以外、毎日、夜間も営業します。昼間とは異なる光を使った演出などをご覧いただけますので、ぜひ夜間も一度ご覧いただければと思います。
リニューアル後、初めての大型連休となりますので、ぜひ足をお運びください。
さらに、比較的規模の大きなものとして、蘇我スポーツ公園では、ゴールデンウィーク恒例となっている屋外ロックフェスティバルの「JAPAN JAM 2025」が今年も開催されます。4つのステージに多彩なジャンルのアーティストが集結し、出演されます。
また、幕張メッセでは、フリーマーケットイベント「“どきどき”フリーマーケット2025」が今年も開催されます。フードトラックやアーティストのトークやライブなど、食と音楽が楽しめますので、こちらも足をお運びください。
また、ホームタウンチームのホームゲームがそれぞれ開催されます。ZOZOマリンスタジアムでは、千葉ロッテマリーンズ史上最大級のフードイベントとして「から揚げ・餃子・ポテトフェス」も開催されますので、試合観戦と併せて満喫していただければと思います。
また、クラブ記録の開幕6連勝を飾り、現在、J2首位をキープし、今年こそはと期待がかなり膨らんでいるジェフユナイテッド市原・千葉ですが、クラブ初となる新国立競技場でのホームゲームがレディースの試合と併せて開催されますので、ぜひご覧いただければと思います。
また、バスケットボールB2リーグを95%の勝率で地区優勝したアルティーリ千葉は、ゴールデンウィーク期間中にB1昇格をかけたプレーオフの準々決勝に臨みます。今年はぜひともトップリーグに昇格していただきたく、私も応援に行く予定です。
4つのホームタウンチームに、市民の皆さまにご声援を送っていただき、さらに勢いをつけて今シーズンを戦い抜いて、上位リーグを目指して奮闘してほしいと思っています。
それから、市内の公園ですが、千葉公園では、昨年5月にオープンした芝庭の誕生1周年を記念して、屋外映画上映会が5月5日に開催されます。無料で観覧できますので、1周年を一緒にお祝いをしていただきたいと思います。
中央公園では、「中央公園ブラバンフェスティバル」が開催されます。回を重ねて19回目になります。また、「食楽ICHIBA21」も開催されますので、音楽・パフォーマンス・食をお楽しみいただければと思います。
また、稲毛海浜公園では、音楽・グルメに関連したさまざまなフェスが開催されます。ラテン・沖縄にまつわるパフォーマンスや、わんこ・キッズのパン食いレースなど、バラエティに富んだイベントも行われますので、お楽しみいただければと思います。
そのほか、千葉市美術館では企画展が開催されます。30周年を迎える千葉市美術館では、年間を通じて企画展が行われますので、お見逃しないようお楽しみいただければと思います。
また、加曽利貝塚では、毎年恒例となっている「縄文春まつり」が開催されます。どなたでも楽しんでいただける縄文工作の体験や、クイズラリーもありますので、ぜひご来場いただければと思います。
そのほかにも、さまざまなイベントが市内で開催されます。一覧表をご覧いただき、ぜひご家族、ご友人でお出かけいただけたら大変うれしく思います。
私からは以上です。
(記者)
最初の待機児童の件、二つ併せてお伺いします。市長は先日の市長選でも、子育てと仕事が両立できる環境づくりが大事だということを強調されていたかと思います。それに関して、改めて市長の思いを伺いたいのと、6年連続、2年連続と達成が続いていますが、現状の課題、今後こういった部分でより改善していきたいというところがあれば、それも併せて教えてください。
(市長)
さまざまな子育て支援策があり、子育て世代の経済的な負担の軽減も取り組んでいます。忙しい子育て世帯の時間を生み出していく取り組みとして、例えば公立保育所での主食提供などを行っています、子供の預け先が確保されなければ、仕事を中断しなければならないこともあります。今は女性活躍や、男女共同参画などがあり、やはり仕事を継続していく環境をつくるということが子育て世帯に対する最大の支援策ではないかという考え方は、1期目の就任以来思っています。待機児童ゼロを是が非でも達成すべく、場所、人材確保、そういった待機児童ゼロを実現するために必要な取り組みについては、ほかの事業の中でも優先度を上げて対応してきました。
課題については、やはり人材の確保です。保育士を確保しなければ、こういった施設があったとしても受入人数が限られてしまうため、人材確保については、今後、力を入れたいと思っています。本来であれば公定価格を政府として上げていただき、全国どこでも給料がある程度確保されて、人材確保ができる状況が望ましいですが、短期的にはなかなか実現しません。市として独自の処遇改善策、待遇改善策を行っているため、この効果を注視していきたいと思っています。
また、待機児童ゼロとありますが、入所待ちの児童が出ているため、地区別にさらに分析をして、次年度に向けた環境づくりをどのようにしていくのか、しっかりと検討したいと思います。
(記者)
千葉市動物公園の取り組みについて伺います。NFTにする動物について、モンタを具体で挙げていますが、ほかにもどれぐらいの種類の動物を検討されているかということを教えてください。
(市長)
これから協定式を行いますので、そこでも質問いただければと思います。記者発表資料の左下に写真を載せていますが、ハシビロコウやチーターなどを想定して準備をされていると承知しています。
(記者)
幕張ビーチ花火フェスタ2025を開催するということですが、Sエリアを新設した狙いを教えてください。
(市長)
毎年、ほかの花火大会と比べて、チケット収入や協賛収入で公費の割合が低い大会として、多くの方に支えていただき開催しています。会場内の、例えば砂浜部分の土地利用を見て、さらに迫力のある花火を見られる席が確保できるのではないかという指摘も実行委員会の中でもありました。また、お客様からもご意見をいただいた部分があるため、さらに花火大会の魅力を上げていくための取り組みとして、今回場所を確保し、新たな券種として販売して、花火大会を楽しんでいただきたいということで開設しています。
(記者)
令和8年の千葉開府900年を記念する花火大会というのは、幕張ビーチ花火フェスタ2026とは別立ての大会を予定しているということでしょうか。
(市長)
基本的には同様です。節目の年の開催でありますので、より多くの方がご来場いただける可能性を今回検証していきたいと思っています。
(記者)
市長当選から1カ月経ち、間もなく6月議会が控えるというところで、補正予算をそろそろ組まれるのかなと思いますが、どのような方針で編成作業を進めているのか伺います。
(市長)
まだ予算案が具体的にまとまってきているわけではなく、現在各局と意見交換をしている状況ですので、まとまり次第、お知らせしていきたいと思っています。保育料の経済的負担の軽減策については、6月補正で計上することができないか検討しているところです。
今、お子さまが多い世帯の保育料については、減免施策が国の制度にもあり、第2子は半額、第3子以降は無償となっていますが、第1子が小学校に入学すると、第1子としてカウントできなくなるため、第2子が第1子となり、半額にならない取り扱いが続いています。これは、不公平ではないかという声を多数いただいていて、私もそう考えているため、できるだけ早く不公平感を解消し、各ご家庭の経済的負担の軽減につなげるために計上していきたいと考えています。
こちら、市長選に当たってのマニフェストにも書かせていただいたことで、今回計上したいと思っています。
マニフェストには、何項目か施策を挙げていますが、この4年間でどのようなスケジュール感で進めていくのか、今、各局の局長と意見交換を進めていて、それを踏まえて実施計画の策定につなげていきたいと思っています。できるだけ早く実施できるもの、すべきものについて、6月補正予算で可能なものについては入れていきたいと思っています。ただ、事業数が多く4年間の進捗も見ていく必要があるため、6月補正については、その中で選択して、何事業か入れることができればと思っています。
(記者)
動物公園のNFTについてお伺いします。まずNFTという手法を取られたのはなぜでしょうか。
(市長)
今、民間の事業者の方が持つテクノロジー技術を使って市民生活の質の向上や、地域の魅力を高めるためにコネクテッドセンターちばを開設し、常時、ご提案を受け付けていて、私たちのほうから、こういうことに対してご提案はありませんかという公募も行っています。その一つとして、パシフィックコンサルタンツ株式会社の方から、自社が持つデジタル技術を用いた地域の魅力の向上、とりわけ千葉市動物公園については、非常に魅力ある動物たちがいるため、NFT化し、サイトを設け、魅力の向上と、資金的な面で売上げも上がればサポートもしていただけるというようなスキームをご提案いただき、協定を締結し、進めていくものです。
(記者)
新たな試みで運営費も賄えるということを期待できると思いますが、この事業について一番期待されていること、どのようなことを考えられているかお願いします。
(市長)
どういったデジタルコンテンツになるかについては、今、パシフィックコンサルタンツ株式会社様でご検討されていて、途中段階のものを一部見せていただいている状況です。非常に高精細なものを展開していきたいということですので、この動物公園の動物たちを素材とした、新しい千葉市動物公園の魅力を見つけていただけると思いますし、実際に来園にもつながることを期待しています。
また、今回、販売をすることで、どういったコンテンツ、サービスがあればご購入いただけるのかも、パシフィックコンサルタンツ株式会社様のほうで検証していきたいということですので、それぞれの立場から新サービスなど動物公園のさらなる活性化につなげていきたいと考えています。
(記者)
ほかにありますでしょうか。
以上をもちまして、定例記者会見を終了します。
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