緊急情報
更新日:2025年3月4日
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令和6年8月から12月までの5か月間に、中央区仁戸名町松ケ丘小学校区と美浜区幸町1丁目千葉ガーデンタウンの2地区において家庭系プラスチックの分別収集・再資源化モデル事業を実施しました。
モデル事業の実施概要については下記リンク先をご覧ください。
(参考:プラスチック分別収集・再資源化モデル事業【実施内容】)
仁戸名町松ケ丘小学校区は22週、美浜区幸町1丁目千葉ガーデンタウンは21週の収集を行い、累計収集量は13,097kgとなりました。
また、対象世帯数が異なるため収集総量の差はありましたが、排出原単位※は両地区とも世帯ごとの排出の差はほとんどない結果となりました。
(※排出原単位とは、1人が1日に排出したプラスチック資源量を表します。)
今回のモデル事業で回収したプラスチック資源は固形燃料にリサイクルされ、製紙工場等において燃料として活用されました。
なお、本格実施する際には、材料リサイクルまたはケミカルリサイクルを行う予定です。
分別排出されたプラスチック資源の組成を把握するため11月に組成分析調査を実施しました。
排出されたプラスチック資源の重量ベースでは、85.1%がやわらかいプラスチックで、12.5%がかたいプラスチックでした。
分別排出の実態及びモデル地区住民の意見等の把握のため、11月下旬から12月上旬にかけアンケート調査を実施しました。
アンケート結果としては、回収頻度の希望について「週1回」が73.9%、本格実施する場合の協力意向について「必ず協力する」が57.6%との回答をいただきました。
また、「資源とごみを効率的に分けるシンプルなルールがよい」といったご意見もいただきました。
アンケートの詳しい結果は下記データをご覧ください。
プラスチック分別収集・再資源化モデル事業に関するアンケート調査結果の概要(PDF:1,106KB)
モデル事業の実施結果報告書をとりまとめました。ぜひご覧ください。
令和6年度プラスチック分別収集・再資源化モデル事業の【実施結果報告書】(概要版)(PDF:999KB)
令和6年度プラスチック分別収集・再資源化モデル事業【実施結果報告書】(PDF:2,420KB)
モデル地区の皆さまのご協力により、モデル事業を行うことができました。
ご協力いただきありがとうございました!
千葉市廃棄物減量等推進審議会に「家庭系プラスチック資源の分別・再資源化施策」について諮問し、継続的に審議が行われています。モデル事業の結果を踏まえ、プラスチック分別収集・再資源化の本格実施に向け、市民の皆さまにわかりやすく、楽しみながら取り組んでいただけるような分別排出ルールなどについてさらに検討を進めてまいります。
千葉市では今回のプラスチック分別収集・再資源化モデル事業のほかにも、プラスチックごみの削減への取り組みや製品プラスチック等の拠点回収を行っています。
地球温暖化や海洋生物にも影響をもたらしているプラスチックごみ問題の対策のためにできることは、その他のごみを減らすためにも言われている「Reduce(減らそう)・Reuse(繰り返し使おう)・Recycle(もう一度資源にしよう)」の「3つのR」と、「適正排出」「ごみ拾い」が重要です。
環境事業所などの公共施設に回収ボックスを設置し、単一素材の製品プラスチックを資源物として無料で回収しています。対象品目や回収場所をご確認の上ぜひご利用ください。
使用済みコンタクトレンズ空ケースの拠点回収
使用済みのコンタクトレンズ空ケースを千葉市役所と市内対象店舗にて無料で回収しています。出し方や回収場所をご確認の上ぜひご利用ください。
プチプチ®など気泡緩衝材の拠点回収
使用済みのプチプチ®など気泡緩衝材を市役所と市内対象店舗にて無料で回収しています。対象品目や回収場所をご確認の上ぜひご利用ください。
ごみ減量のための「ちばルール」
ごみ減量のための「ちばルール」行動協定を締結している事業者で資源物(トレイ等)の店頭回収を実施しています。実施店舗や回収品目をご確認のうえ、リサイクルへのご協力をお願いいたします。
このページの情報発信元
環境局資源循環部廃棄物対策課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟7階
電話:043-245-5036
ファックス:043-245-5624
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