更新日:2025年7月11日

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HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種のご案内

ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)予防接種は、子宮頸がんの原因に多いヒトパピローマウイルス16型等から感染を防ぐことができます。

小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。

また、平成9年(1997年)4月2日~平成21年(2009年)4月1日生まれの女性のうち、令和4年(2022年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方を対象に、令和8年(2026年)3月31日までキャッチアップ接種を実施しています。

ここがポイント!

  • 定期予防接種の対象となる方には、標準的な接種時期にあたる中学1年生の夏頃に予防接種番号シールを送付しています
  • 定期予防接種としては、小学6年生になる年度の初日(4月1日)から対象となりますので、予防接種番号シールが届く前に接種を受ける場合は、住所、年齢、氏名が確認できるもの(マイナンバーカード、資格確認書(有効期限内の健康保険証を含む)等))を医療機関に持参し、接種を受けてください。

 病気の説明

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性交渉で感染し、多くの場合は自然に排除されますが、まれに長期間感染が持続し、ごく一部で数年から数十年にかけて子宮頸がん(子宮頚部と呼ばれる子宮の入り口に発生するがん)を発症します。

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因に多いヒトパピローマウイルス16型等に効果があります。予防接種は、すでに感染している発がん性HPVには効果がないため、性交渉を始める前に予防接種するのが望ましいです。

ただし、予防接種ではすべての発がん性HPVの感染を防ぐことはできません。20歳を過ぎたら定期的に子宮がん検診を受けることが必要です。

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 定期接種として受けられる期間

定期予防接種を受けられる方

次のどちらにも該当する方

  • 接種日時点で、千葉市に住民登録のある方
  • 12歳となる年度の初日(4月1日)から16歳となる年度の末日(3月31日)まで
    ※小学6年生~高校1年生に相当

標準的な接種時期

  • 13歳となる年度の初日(4月1日)から末日(3月31日)まで

 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンキャッチアップ接種

HPVロゴ積極的勧奨の差し控えにより、定期接種を受けられなかった平成9年(1997年)4月2日~平成21年(2009年)4月1日生まれの女性(キャッチアップ対象者)のうち、令和4年(2022年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、令和8年(2026年)3月31日まで、残りの接種(全3回)にかかる費用を定期予防接種同様に公費(無料)で受けられます。
詳しくはHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンキャッチアップのご案内(別ウインドウで開く)をご覧ください。

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 接種ワクチンとスケジュール

HPVワクチンは2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)と9価ワクチン(シルガード9)の3種類あります。
接種間隔が異なることと、原則1回目と同じワクチンで2回目以降接種する必要があります
また、9価ワクチンは1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は2回接種で完了となります。

ワクチンの種類 接種スケジュール

2価(サーバリックス)(3回接種)

1回目接種から1か月後に2回目を接種
1回目接種から6か月後に3回目を接種

4価(ガーダシル)(3回接種)

9価(シルガード9)
※1回目が15歳以上の場合(3回接種)

1回目接種から2か月後に2回目を接種
1回目接種から6か月後に3回目を接種
(2回目と3回目は少なくとも3か月以上あける)

9価(シルガード9)
※1回目が15歳未満の場合(2回接種)

1回目接種から6か月後に2回目を接種
(1回目と2回目は少なくとも5か月以上あける)

 

HPVスケジュール

 上記の方法をとることができない場合は、以下の接種間隔で接種することができます。
ただし、医師の判断により、短縮スケジュールで接種できない場合もあります。

  • 2価(サーバリックス)
    2回目は1回目から1か月以上、3回目は1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上あけて接種する。
  • 4価(ガーダシル)・9価(シルガード9)※15歳以上
    2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あけて接種する。
  • 9価(シルガード9)※15歳未満
    2回目を5か月未満で接種した場合は3回接種とする(15歳以上の9価参照)。

※同じワクチンでの接種が原則ですが、1~2回目を2価または4価ワクチンで接種済みの方で、残りの接種を9価ワクチンで接種希望の場合は医師にご相談ください。

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 予防接種の受け方や注意点など

詳しくは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

定期予防接種の対象となる方には、標準的な接種時期にあたる中学1年生の夏頃に予防接種番号シールを送付しています

定期予防接種としては、小学6年生になる年度の初日(4月1日)から対象となりますので、予防接種番号シールが届く前に接種を受ける場合は、住所、年齢、氏名が確認できるもの(マイナンバーカード、資格確認書(有効期限内の健康保険証を含む)等))を医療機関に持参し、接種を受けてください。

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 副反応について

主な副反応は、接種部位の疼痛、発赤、腫脹です。他に発熱、頭痛、胃腸障害、筋肉・関節の痛みなどの全身反応の報告もあります。
多くは一過性ですが、まれに、広範な疼痛や運動障害を中心とする様々な症状が起こることがあります。

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 リーフレット等

HPVワクチンの接種にあたっては、厚生労働省の下記のリーフレット等を参考に、ワクチンの有効性や副反応等について医師とよく相談し、検討してください。

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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