更新日:2025年6月17日

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日本脳炎の予防接種のご案内

日本脳炎ワクチンにより、蚊に刺された時にかかることのある重篤な脳炎の予防ができます。

積極的な勧奨差し控えなどの事情により接種機会を逃した方【特例対象者(措置接種対象者)】は、定期接種として日本脳炎の予防接種を実施することができます。

 病気の説明

ブタの体内で増えた日本脳炎ウイルスがコガタアカイエカによって媒介されてヒトに感染します。
潜伏期間は7日~10日で、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害及びけいれんなどの症状を示す急性脳炎です。
死亡率や後遺症を残す率が高く、また神経学的後遺症を残す人も多くいます。

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 定期予防接種として受けられる期間と接種回数

定期予防接種を受けられる方

次のどちらにも該当する方

  • 接種日時点で、千葉市に住民登録のある方
  • 1期:生後6か月~生後90か月(7歳6か月)未満の方
    2期:9歳以上13歳未満の方

特例対象者(措置接種対象者)について

定期予防接種として受けられる期間と接種回数

  • 1期:生後6か月~生後90か月(7歳6か月)未満の間に初回2回、6か月以上あけて追加1回の合計3回
  • 2期:9歳以上13歳未満の間に1回

標準的な接種時期、接種間隔・接種回数

  • 1期初回:3歳時に初回2回接種。1回目から2回目は6~28日までの間隔をおいて接種。
  • 1期追加:4歳時に1回接種。初回接種2回終了後、おおむね1年後に接種。
  • 2期:9~12歳に1回接種。

日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対しては、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されます。

詳しくは「日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について(日本小児科学会ホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(別ウインドウで開く)」をご覧ください。

1期は接種時期について、市から個別のお知らせは届きません

また、接種間隔や定期予防接種として接種できる期間を間違えると、任意接種扱い(自費)になるだけでなく、十分な効果が得られなくなる可能性があります。

しっかりと確認して、かかりつけの先生に相談しながら接種のスケジュールを立てましょう。

2期は接種年齢(9歳の誕生日)を迎える頃に、個別に予防接種番号などが印字された日本脳炎用の予診票を送付します

送付した予診票を紛失した方や、9歳を過ぎてから市内に転入された方は、市内協力医療機関、各区保健福祉センター健康課、医療政策課に置いてある予診票または、ダウンロードして印刷した予診票をお使いください。
その場合、予防接種番号が不明な場合は、予診票の予防接種番号の記載欄は空欄で結構です。

 

 特例対象者(措置接種対象者)

ここがポイント!

日本脳炎の予防接種は、接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の積極的な勧奨を行なっておりませんでした。
その後、新たなワクチンが開発されたため、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。

接種日時点で、千葉市に住民登録のある方で、下記に該当する方

  • 平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの方
    接種機会を逃した方は、20歳になるまでの間、不足回数分を公費で接種することができます。

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 定期予防接種の受け方や注意点など

詳しくは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

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 副反応

接種部位の発赤・腫れ・しこり、全身症状として、発熱、咳、嘔吐、などがみられることがあります。

また、重い副反応としては、まれですが、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(接種後数日から2週間以内の発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害など)、脳炎・脳症、けいれんなどの報告があります。

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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