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更新日:2025年6月17日
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ロタウイルスワクチンを接種することで、重症胃腸炎を減らすことができます。
ワクチンには1価生ワクチン(ロタリックス)と5価生ワクチン(ロタテック)があり、接種方法は経口接種です。
どちらのワクチンも効果は同等で、2回目以降も1回目と同じワクチンを接種します。
ロタウイルスは、糞便や嘔吐物に排泄されたウイルスが主に経口又は咽頭から生体に侵入して、胃腸炎を引き起こします。
潜伏期間は2~4日で、急な嘔吐と水様性の下痢が頻回に起こり、白色の下痢便が特徴的です。
下痢や嘔吐が続くことによる脱水や腎不全のため入院治療が必要になったり、けいれん、脳症などの合併症を起こしたりすることがあります。
5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれ、5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。
次のどちらにも該当する方
ワクチンの種類によって異なります。
1価生ワクチン(ロタリックス)
生後6週0日後から生後24週0日後までに27日以上の間隔をあけて2回(経口接種)
5価生ワクチン(ロタテック)
生後6週0日後から生後32週0日後までにそれぞれ27日以上の間隔をあけて3回(経口接種)
ここがポイント! |
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出生後の週数・日数の算出方法
生後○日後、生後週●日後は、出生日の翌日を生後1日後として算出します。
具体的な例は以下のとおりです。
・生後6週0日後;生まれてから6回目の、生まれた日と同じ曜日
・生後14週6日後;生まれてから15回目の、生まれた日と同じ曜日の1日前
・生後24週0日後;生まれてから24回目の、生まれた日と同じ曜日
・生後32週0日後;生まれてから32回目の、生まれた日と同じ曜日
・生後2か月後:生まれてから翌々月の同日の前日
※月末生まれで、同じ日がない時は、月末の日を生後2か月後の日と考えます。
例:12月31日生まれの生後2か月後→2月28日から
接種時期について、市から個別のお知らせは届きません。 また、接種間隔や定期予防接種として接種できる期間を間違えると、任意接種扱い(自費)になるだけでなく、十分な効果が得られなくなる可能性があります。 しっかりと確認して、かかりつけの先生に相談しながら接種のスケジュールを立てましょう。 |
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詳しくは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。
ワクチン接種後(特に初回接種後)1~2週間くらいの間は、腸重積症にかかりやすくなると報告されています。
腸重積症は、ワクチンの接種にかかわらず、3か月から2歳くらいまでの赤ちゃんがかかりやすい、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気で、速やかな治療が必要です。
症状(ぐったりする、顔色が悪い、嘔吐を繰り返す、不機嫌を繰り返す、血便、おなかの張り)がみられるなど、様子が気になった時はすぐに医師の診察をうけましょう。
また、接種後1週間ほどウイルスが便中に排泄されるため、おむつ交換後などは手洗いをするなど注意してください。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階
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ファックス:043-245-5554
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