緊急情報
更新日:2018年6月13日
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板倉地区に相次いでイノシシが出没し畑を荒らしていくとの被害状況を受け、
6月13日(水曜日)地元対策協議会、猟友会及び町内会の方々に同行していただき、イノシシ被害と対策の現状を視察しました。
地元対策協議会・猟友会及び町内会の方々との現地視察、農作物被害にあった畑と電気柵
当地区では、イノシシによる農作物被害や捕獲数などが増加傾向にあり、加えて近隣市からの流入によって、今後さらなる被害の拡大が危惧されています。
実際に農作物被害にあった畑では、イノシシの侵入防止のための電気柵が設置されていましたが、大和芋の種芋が掘り返されました。
また、別の畑ではイノシシがエサのミミズを探すために畑一面が約50cmの深さで凸凹に荒らされていました。
凸凹に荒らされた畑、深さ約50cm
これまでに地元対策協議会や猟友会の方々が中心となって、箱ワナや電気柵などにより捕獲や侵入防止に取り組んできました。
今後は、新たに県の補助金を活用し、イノシシの生息及び繁殖場所となる耕作放棄地等の刈払いを行い、イノシシの住みにくい環境管理にも取り組んでいくとのことであり、その効果に大いに期待しているところです。
箱ワナの設置状況箱ワナの設置状況
畑の周囲に設置された侵入防止用の電気柵イノシシの生息及び繁殖場所となる耕作放棄地
今回の視察で、地元対策協議会、猟友会及び町内会の皆様の日頃のご苦労を伺い、現場の声をじかに聞くことができました。
農業に携わる方々にとっては、農作物被害は死活問題です。
近年ではあすみが丘などの街中や人が生活している住宅地にもイノシシが出没する恐れがあると地元対策協議会や猟友会では注意を呼び掛けていました。
近づかず、ゆっくりとその場を離れ、イノシシから見えない物陰や建物に避難しましょう。(イノシシは臆病なので、ほとんどの場合はそのまま逃げていきます。)
また、犬を連れているときは危険です。(イノシシは、犬と飼い主を敵と判断し、攻撃してくる可能性があります。犬の散歩をするときは、十分に注意してください。)
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