更新日:2025年7月3日

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耕畜連携について

耕畜連携とは

耕畜連携とは、耕種農家と畜産農家が連携し、相互に資源を交換し、循環型農業を推進する取り組みです。具体的には、畜産農家が生産した堆肥を耕種農家が活用し、肥料として利用したり、耕種農家が栽培した飼料作物(飼料用米など)を畜産農家に供給したりするなどが挙げられます。千葉市でも、令和6年5月に千葉市耕畜連携推進協議会を設立し、耕種農家と畜産農家のマッチングによる飼料及び堆肥の利用・供給に向けた、計画・目標の策定及び目標達成のための取り組みを推進しています。

耕畜連携のメリット

  • 堆肥の有効活用
    畜産農家が生産した堆肥を耕種農家が利用することで、資源を有効活用し、土壌改良や肥料の節約につなげることができます。
  • 飼料作物の安定供給
    耕種農家が飼料作物を生産することで、畜産農家が安定的に飼料を供給できるようになります。
  • 環境負荷の低減
    資源循環型の農業を推進することで、肥料の使用量を減らし、環境負荷を低減することができます。
  • 農家の経営安定
    耕畜連携により、耕種農家と畜産農家双方の経営が安定化し、地域農業の活性化につながります。

有機農業との違い

耕畜連携と有機農業はどちらも環境に配慮した農業の取り組みですが、その目的と手法に違いがあります。耕畜連携は、畜産農家と耕種農家が協力し、資源を循環させることで環境負荷を低減させることを目指すのに対し、有機農業は化学肥料や農薬を使用しないことで、土壌環境や生物多様性を守ることを重視します。

このページの情報発信元

経済農政局農政部農政センター農業生産振興課

千葉市若葉区野呂町714-3

ファックス:043-228-3317

seisanshinko.AAC@city.chiba.lg.jp

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