千葉市デジタル平和資料館 > 学んでみよう > 学ぶ > 食べものこたえ5
更新日:2025年2月21日
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戦時中になると生活物資の不足はいっそう深刻になりました。昭和17年1月からみそ・しょう油・塩などが配給制となり、2月から衣類が点数きっぷ制、やがてせっけん・たばこから野菜・魚などの生鮮(せいせん)食料品も配給の対象となり、昭和18年末にはほとんどの生活物資が配給制となりました。
1940年(昭和15)にマッチと砂糖がきっぷとの引きかえの配給になり、これより「配給制度」が実施(じっし)されました。人々は、食料から衣類まで生活に必要な品物を自由に買うことができなくなりました。配給制度は家族の人数や年れい、性別などに応じて配給物の数を決め、隣組(となりぐみ)を通じて配るという仕組みです。やがて、物の質も量も低下して、配給だけで生活するのは困難な時代がやってきました。
衣料切符(いりょうきっぷ)
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