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更新日:2025年6月17日

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稲毛区長室

こんにちは、稲毛区長の貞石 渡です。
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「千葉開府900年記念 稲毛区GO近所さんぽ 身近な魅力を再発見!」を実施しました

 5月18日(日曜日)に「稲毛区GO近所さんぽ」を開催しました。

このイベントは、稲毛区内の地域資源や魅力を再発見してもらうために毎年実施しているものですが、来年は千葉のまちが開かれて900年を迎えるという記念の年となることから「千葉開府900年記念」と位置づけ、「千葉氏ゆかりの寺院をめぐり稲毛の魅力を再発見」をテーマに開催しました。

当日は敬愛大学生涯学習センターの鎌田正男先生を講師にお迎えし、千葉氏と深く関わりのある宗胤寺、来迎寺、大日寺をめぐって、その成り立ち等を鎌田先生に詳しくご説明いただきました。参加者の皆様と約2時間半散策し、参加者からは「日頃、通る道沿いに歴史的な価値があるのを知り、とてもよかったです!」や「先生のお話が分かりやすく、千葉氏に興味を持てました!」といった声が聞かれました。来年は記念の年に当たりますので、多くの区民の方に千葉氏と稲毛の歴史への理解を深めていただきたいと思います。改めて千葉氏への理解が深まる1日となりました。

 

稲毛区役所での事前講義

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【大治元年(1126年)の6月1日に、桓武天皇のひ孫に当たる高望王の子孫、常重(つねしげ)が現在の緑区大椎町から中央区亥鼻付近に本拠地を移して「千葉」と名乗り、千葉のまちとして歴史が始まったとされています。源頼朝を助け、鎌倉幕府の成立に貢献した常胤(つねたね)は、この常重の息子です。講義では常胤以降の千葉氏についても、家系図を見ながら分かりやすく解説いただきました。家系図は千葉氏ポータルサイトで公開されていますので、ぜひご覧ください!】

 

来迎寺での鎌田先生による解説の様子

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【来迎寺は1276年に貞胤(さだたね)が建立したもので、五輪塔には貞胤の息子、氏胤(うじたね)等の名前が確認できることから、千葉氏ゆかりの供養塔と考えられています。また、来迎寺はかつて、現在の道場公園の位置にありましたが、昭和20年の空襲で焼失したため現在の場所へ移転して建てられました。今回訪れた寺院は、いずれも空襲により稲毛区轟町やその周辺へと移転した寺院となります。鎌田先生からは、こうした寺院の歴史も解説いただきました】

 

大日寺に残る五輪塔

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【来迎寺からすぐ近くに大日寺があります。境内を入っていくと、通路右側に16基の五輪塔が並んでいました。五輪塔の形状や大きさ等の特徴から、鎌倉時代の頃のものとされており、千葉氏16代の供養塔と伝えられています。文字の判読が難しいことから、残念ながらあまり詳しいことは分かっていないようです。午後4時をまわり、今回はこちらで解散となりました】

 

参加者の皆様、お疲れ様でした。今回のイベントが、「稲毛区の魅力の再発見」につながれば幸いです。

稲毛区GO近所さんぽについて、詳しくはこちらをご覧ください。

 

千葉開府900年記念事業について

千葉のまちが開かれて900年の歴史的節目を迎える喜びを、市民の皆様と分かち合うとともに、将来を担う若い世代が千葉市に誇りを持ち、より豊かな未来につなげるためにさまざまな記念事業を2027年3月31日までの期間で進めます。詳しくはこちらをご覧ください。

 

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ファックス:043-284-6149

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