更新日:2025年3月14日

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大薙刀 無銘伝法城寺(国指定文化財)

文化財の紹介

刃の長さが80.6cm、茎の長さは130.6cm、反りが3.8cmの大薙刀。

無銘ですが、法城寺派の刀工によって、南北朝時代(14世紀)に製作されたと考えられています。法城寺は但馬国、現在の兵庫県朝来郡和田山町岡田に本拠を置いた刀工の流派で、中でも法城寺国光は薙刀の名人として知られています。

同時代の大薙刀は全国的にも類例が少なく、また、茎(刀剣の柄の部分)の形が製作当時のままで、寸法をつめていない「生ぶ茎」は珍しく、製作当時の状況がよく分かる貴重な資料です。本品は鎌倉時代から登場した大薙刀の中でも屈指の名品として知られています。

文化財データ

名称 大薙刀 無銘伝法城寺
ふりがな おおなぎなた むめいでんほうじょうじ
指定(指定年度) 国指定(昭和34年)
区分/種別 有形文化財 工芸品
時代 南北朝
所在地 中央区青葉町(千葉県立中央博物館内)
所有者 千葉県
公開/非公開 非公開

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教育委員会事務局生涯学習部文化財課

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