更新日:2025年7月15日

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自然共生サイト

「30by30目標」と「自然共生サイト」について

「30by30(サーティバイサーティ)目標」は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする世界目標です。

環境省ではこの目標を達成するため、令和5年4月から、「自然共生サイト」の認定制度を開始しました。この制度は、民間等の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定し、同区域を30%目標に組み込むことで目標達成を図るものです。

令和7年4月には、自然共生サイトを法制化した「地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律」が施行されました。これに伴い、令和6年度までに認定された自然共生サイトに加え、令和7年度からは同法に基づき認定された、民間等による生物多様性を増進する活動(すでに良好な生物多様性が存在する場を維持する活動、生物多様性が損失・欠如している場において生物多様性を回復・創出する活動)の実施計画の実施区域が自然共生サイトとなります。

千葉市内の自然共生サイトについて

市内2か所が自然共生サイトに認定されています(令和7年7月末時点)。

これらのサイトでは、田植えや稲刈り、森あそび等のイベントも開催しています。詳しくは各団体ホームページをご確認ください。

植草共生の森(若葉区小倉町)

植草学園大学敷地内にある里地里山環境を活かしたビオトープです。水田や小川、雑木林、スギ林、タケ林の異なる環境より構成されていて、それぞれの環境に適応した生物が生息しています。自然観察・環境学習の場として、幅広い世代が利用すると共に、里地里山の管理に関する実践的学習を含めた人材育成の場ともなっています。(サイトの詳細情報(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)

学校法人植草学園ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)

堂谷津の里(若葉区谷当町)

都市近郊の里山環境を活かした体験と学びの場です。ビオトープ、里山林、田んぼなど二次的自然環境に多様な生態系がモザイク状に広がっており、多様な生物が生息しています。一年を通して米づくりや森づくり、自然体験のイベントに多くの市民が訪れます。申請者のNPO法人バランス21は、市と地権者の方々と活動協定を締結し、同地で保全活動を行っています。(サイトの詳細情報(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)

NPO法人バランス21ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)

関連リンク

自然共生サイトについて(環境省)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)

谷津田等の保全に関する情報(別ウインドウで開く)

このページの情報発信元

環境局環境保全部環境保全課自然保護対策室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5557

kankyohozen.ENP@city.chiba.lg.jp

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