緊急情報
更新日:2024年11月27日
ここから本文です。
ガスクロマトグラフ(GC)と質量分析装置(MS)を連結した複合分析装置です。GC部で化合物ごとに分離し、MS部でイオン化し、その質量を測定する装置です。
【大気環境】有害大気汚染物質(ベンゼン、トルエン等11項目)
【水質環境】揮発性有機化合物、有機りん化合物、農薬(シマジン、チオベンカルブなど)
固定相、移動相、溶質の間に生じる化学的相互作用の大小や分子サイズ等の物性の違いを利用して、混合物から単一成分を分離し、検出する装置です。
【大気環境】アルデヒド類(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド)
LC(液体クロマトグラフ)部で化合物ごとに分離し、2台連結した質量分析計で検出します。1台目のMS(質量分析)部でイオン化したものから特定の質量を選択し、不活性ガスを衝突させることでフラグメントイオンを発生させて2台目のMSで検出することで、精度の高い定量分析ができます。
【水質環境】有機フッ素化合物(PFOA、PFOS)、農薬(チウラムなど)
試料中に含まれる元素に高周波誘導結合プラズマ(ICP)などのエネルギーを与え、その際に発生する原子発光により分析を行います。
【水質環境】金属成分(鉄、マンガン等10項目)
溶液中に溶け込んでいる元素を測定します。高温のプラズマ内にサンプルを霧状にして導入することで元素を効率よくイオン化し、質量分離した後、検出器によりカウントします。
【水質環境】金属成分(鉄、マンガン等10項目)
像と背景の光の屈折率の差を利用して、コントラストを強めて観察できるようにした光学顕微鏡です。
【大気環境】アスベスト
回折格子などで分光した単色光を測定試料に照射し、試料を透過あるいは反射した光を検出する分析機器です。
【水質環境】六価クロム、全窒素、全りんなど
【大気環境】二酸化窒素
気体および加熱により気化する液体を分析する装置です。気体を移動相とし、カラムを用いて分析種を固定相及び移動相との相互作用の差を利用し分離して検出します。
【水質環境】PCB、アルキル水銀
液体クロマトグラフの一種であり、溶離液やカラムの種類を変えることで、いろいろなイオン種成分の測定を行うことができます。
【水質環境】陽イオン成分(アンモニア性窒素、ナトリウムイオン、カルシウムイオンなど)
陰イオン成分(硝酸性窒素、塩化物イオン、硫酸イオンなど)
装置内で検体を燃焼させ、発生した二酸化炭素の量を赤外線で検出することで、炭素濃度を測定します。
【水質環境】有機体炭素
水溶液中の水銀を還元試薬により還元した後、バブリングにより気化させ、水銀の第一吸収波長帯である253.7nmの吸光度を計測します。
【水質環境】全水銀
試料と試薬を装置内の細管で連続的に混合し、反応操作を行った後、下流に設けた検出器で対象成分を検出して定量する方法です。一つの装置で前処理から分析までの一連の作業を自動で行うことができます。
【水質環境】全窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素など
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部環境保健研究所環境科学課
千葉市若葉区大宮町3816番地
電話:043-312-7911
ファックス:043-312-7932
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください