千葉市動物公園 > 動物紹介・展示ゾーン > 動物科学館は熱帯雨林を体験しながら学べる施設「生命の森 熱帯雨林」としてリニューアルオープンしました
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更新日:2025年6月12日
動物科学館は、開園以来40年ぶりの大改装を行い、2025年3月に熱帯雨林を体験しながら学べる施設「生命の森 熱帯雨林」としてリニューアルオープンしました。
2025年3月29日(土)
※式典終了後の10:45ごろから動物科学館の観覧を開始します。
「生命の森 熱帯雨林」
多くの絶滅危惧動物が生息する熱帯雨林の環境の過去と現状を知るとともに学び、失われつつある生物多様性や地球環境など熱帯雨林の抱えるさまざまな問題について考え、必要な行動に繋げることを目的とした学習展示施設です。
ボルネオ島の熱帯雨林をモデルに、3階相当の階段吹き抜け空間に「フタバガキ」のシンボルツリーがそびえ、その周囲を動植物のジオラマが取り囲みます。
86インチの大型モニター5台を連動させ、熱帯雨林の概要(歴史・分布・気候・構造・1日)を解説します。
人が熱帯雨林から受けてきた恩恵と、人間活動による森林の破壊の歴史を解説します。
熱帯雨林を守り、再生するための取り組みと、私たち個人が何をできるかの問いかけをします。
熱帯雨林の特異な土壌環境を土壌生物になったような視点で土の中に潜り込み、土壌分解の様子を迫力の天井投影映像で解説します。
動くことのできない植物が分布を広げるための動物を利用した拡大戦略を壁面投影の映像(幅9.4m)で解説します。また、動物たちを誘う熱帯植物の花の香り体験や種子標本を展示します。
熱帯雨林が担う地球全体の環境維持に関係する水と炭素の循環について壁面投影の映像(幅12m)で解説します。
マーモセットの展示通路の生息地アマゾン川をイメージした床面への照明や植栽で没入感を演出します。
剥製や骨格標本から知ることのできる動物たちの新たな不思議や生態を解説します。ワークショップなどのイベントを行います。
植物の入れ替えを実施しました。より熱帯雨林への没入感を図れる風景とし、熱帯雨林で環境課題となっているアブラヤシやコーヒーなどのプランテーション植物も見ることができます。1日に1度熱帯雨林特有のスコールの再現を行います(毎日14:30ごろ実施)。
家族も一緒にご利用可能な育児ルーム(授乳室・キッズスペースなど)を2階に新設しました。
2階喫茶室をリニューアル。展示テーマと連動させ、「動物がくらす世界、環境をそばに感じて、さまざまな持続可能性を考える」をコンセプトに、フェアトレードやエシカル、地産地消など環境配慮の商品を取り扱います。
※主な商品:スパイスカレー、バインミー、オープン記念グッズ、関連書籍 など
※営業時間やメニュー表など詳細はこちら
リニューアル製作に携わった園職員から製作秘話や見どころを紹介します!
~まだ誰にも語っていない 隠しアイテム、裏メニューも全公開!~
雨の日の土日限定で動物科学館を巡りながら新しくなった展示の見どころを職員が案内します!
※実施する場合は直前の木曜日までにホームページと公式Xでお知らせします。
集合場所 動物科学館1階エントランスホール
3月29日(土)10:00~10:30
動物科学館前
主催者挨拶、来賓祝辞、テープカット など
3月29日(土)13:00~15:50
動物科学館1階レクチャールーム
(登壇者)沖縄大学人文学部 教授 盛口 満 様
(登壇者)日本動物園水族館協会 会長 村田 浩一 様
※定員150人、先着順
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