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更新日:2025年7月24日
千葉市と東邦大学(外部サイトへリンク)は、動物公園およびその周辺地域における生物多様性の保全・再生を図るために、2025年7月24日に連携協定を締結しました。
千葉市動物公園では、「アカデミア・アニマリウム」を園運営の基盤として位置付けており、東邦大学とはこれまで卒業研究・修士研究含む調査研究協力に加え、東邦大学による来園者向けの講演や、職員向けの研修会の開催などを通じた教育・普及活動を実施してきました。
このたび、生物多様性保全と社会教育施設としての継続的発展を図るため、自然科学分野における教育・研究の実績を持つ同大学と協定を締結することとなりました。
(1)情報の共有に関すること
(2)調査研究に関すること
(3)人的交流・人材育成に関すること
(4)普及啓発に関すること
(5)その他目的を達成するために必要な事項に関すること
(1)ゴリラの環境エンリッチメントによる行動変化に関する研究
(2)ニホンザルにおける食物洗い行動に関する研究
(3)ニホンザルの行動の個体差と神経伝達に関わる遺伝子および遺伝的基盤との関連に関する研究
(4)野生カラス2種の動物園内での生態に関する研究
(5)東邦大学オープンセミナー(全5回)
学校法人東邦大学は、女子の理科系教育の向上と健全な人間性の育成を目指して、1925年に額田豊・晉兄弟によって創設された帝国女子医学専門学校を前身とし、2025年に創立100周年を迎えました。
自然科学系の5学部(医学部、薬学部、理学部、看護学部、健康科学部)、4研究科(医学、看護学、薬学、理学)および3付属病院(大森病院、大橋病院、佐倉病院)、羽田空港内の2クリニック(第2・第3ターミナル)で構成される東邦大学と、2つの中等教育機関(付属東邦中学校・高等学校、駒場東邦中学校・高等学校)を擁しています。理数教育を重視した2中高では高大連携にも先駆的に取り組んでいます。東邦大学は、建学の精神である「自然・生命・人間」の下、高い倫理観と豊かな人間性を持った社会に広く貢献できる人材を育成しています。
また、現在の5学部に加え、2028年4月には新たに工学分野の学位の授与を可能とする6番目の学部「生命理工学部(仮称)」の設置を構想しています。
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