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更新日:2025年6月23日

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校長室

学校長あいさつ

校長豊川ますみ

千葉市立川戸中学校は1966年に創立されました。当初は松ヶ丘中学校敷地に併設され、翌1967年に現在の場所に移転しました。その後、学区の編成等を経て、現在は川戸小・川戸中の1小1中の学区構成となっています。生徒数は1972年度の752名をピークに減少しており、創立60周年目を迎える令和7年度時点では、154名となっています。小規模校の良さを生かし、恵まれた自然環境の下、生徒たちはのびのびとした学校生活を送っています。また、令和2年度からは、隣接する川戸小学校とともに千葉市初の小中一貫教育校として、新たなスタートを切っています。川戸は地域行事が盛んな土地柄で、これまでも子供たちを巻き込んだ様々な取り組みが行われてきました。学校と地域とのつながりも強く、「川戸故郷づくりの会」を中心に、菊づくり、大賀蓮づくり、夏祭りの手伝いや地域美化活動など、様々な活動を学校と地域が一体となって実施しています。このような川戸の特性が、子供たちのボランティア精神や社会の一員としての自覚を促すことにつながり、小中一貫校としての基盤にもなっているといえます。小中学校の教育課程では、中学校の教員が小学校の授業を受け持ったり、小中の児童生徒による交流授業を行ったりしています。また、生徒会活動や行事でも、小中一貫の視点から、効果的で可能な活動を、状況に応じて協力・連携し、自然体で実践しています。このような一貫校としての取り組みもまた、双方の児童生徒にとって、さらなる成長につながっているといえます。小中一貫教育校としての目標は、「自ら学び、考え、協働する力の育成」であり、目指す姿は「15歳の春に、郷土を想い、『生きる力』を身に付け、未来を切り拓くことができる生徒」です。故郷の川戸を想い、仲間を大切にし、その上で自己実現できる若者に成長してほしいと願っています。たった1度しかない中学校時代を充実したものにできるように、私たち教職員も、一生懸命に子供たちを支えていきたいと思います。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。