更新日:2024年9月30日

ここから本文です。

交通安全について(令和6年度)

 教育長の鶴岡です。

 「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、厳しい暑さも和らぎ、秋空にいわし雲が浮かぶようになりました。

 本市の中学校総合体育大会や各種コンクール、発表会等では、多くの中学生の皆さんが日頃の成果を発揮され、さらに県・関東・全国大会に参加し、優秀な成績を収めることができました。改めまして、これまでの保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝いたします。今後、小学校陸上大会、合唱コンクールなどの教育活動を実施して参りますが、引き続き、子どもたちが成長する姿を見守っていただければと思います。

 さて、千葉県警察のまとめでは、令和6年7月末時点の県内で発生した交通事故による死者数は81人で、全国ワースト1位という極めて憂慮すべき事態となっています。千葉市立学校に在籍する児童生徒についても、重傷(全治30日以上の治療を要する負傷)や入院を伴うけがを負う交通事故が発生しています。その原因として、「飛び出し」や「安全不確認歩行・走行」が多く、また、事故の半数は「自転車乗用中」であり、大多数がヘルメット未着用でした。
 これらのことも踏まえ、9月21日~30日の「秋の交通安全運動」期間に、各学校において、放送等により、改めて児童生徒へ交通安全指導を行ったところです。
 事故を防ぐためには、周りの大人が気を付けることも大切ですが、児童生徒一人一人の「危険を予測する力」が重要であります。「曲がり角の先には自動車が走ってきているかもしれない」「この自動車は横断歩道でも止まらないかもしれない」など、予測し、自分の身を自分で守ることができるよう、学校でも引き続き指導して参ります。

 各学校では、警察や交通安全協会等と連携した交通安全教室において、歩行のルールや自転車の安全な乗り方について確認するなどの交通安全指導を行っています。児童生徒の安全への意識を高め、日常化を図るために、ご家族でも交通安全について話題にしていただき、ぜひ一緒に考える機会をつくってみてください。

 もうすぐ秋休み、そして後期のスタートとなります。一人一人の心がけ、一歩ずつの歩みが、子どもたちを交通事故から守り、毎日の元気な笑顔につながることを願っております。

 季節の変わり目です。健康に留意しつつ、ますます児童生徒の皆さんが、多くの場面でご活躍されることを心よりお祈りいたします。
 

このページの情報発信元

教育委員会事務局教育総務部総務課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟10階

ファックス:043-245-5990

somu.EDG@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?