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更新日:2025年1月16日

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胃がんリスク検査(ピロリ菌検査)受診後の流れ、FAQ

受診後の流れ

1か月以内に結果が出ますので、ご受診された医療機関へご確認ください

結果が「陰性:精密検査不要」の場合

現在、ピロリ菌に感染している可能性は低いと考えられます。

ただし、自覚症状(胃痛など)がある時は、すぐに医療機関をご受診ください。

なお、40歳を過ぎたら定期的に胃がん検診を定期的に受けましょう。

結果が「陽性:要精密検査」の場合

ピロリ菌に感染している可能性が高いため、精密検査をご受診ください。

精密検査でピロリ菌感染が確定した場合、除菌治療を行ってください。

除菌の必要性

ピロリ菌の感染の多くは、幼児期に生じます。原因としては、井戸水の摂取や親からの経口(親が口をつけた食べ物を与えるなど)感染などがあります。

このため、ピロリ菌を除菌することで、将来の胃がん発症リスクの軽減や、子どもへの感染を予防することができます。

ピロリ菌に感染していることが判明したら、除菌治療をお勧めします。

精密検査・除菌のFAQ

Q.精密検査は受けないとダメ?

A.ご受診ください。

ピロリ菌に感染していても多くの場合、自覚症状がなく、日常生活に支障はありません。

しかしながら、除菌しない限りピロリ菌は胃の中に住み続け、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を発生させる菌と考えられています。

また、一部の人は萎縮性胃炎から胃がんが発生する場合がありますので、ピロリ菌感染の有無を確定するため、精密検査をご受診ください。

Q.精密検査はどこで受けれられるの?

A.千葉市胃がん精密検査協力医療機関でご受診可能です。

精密検査ご対象者の方にお渡ししている、「精密検査のご案内」にあります「千葉市胃がん精密検査協力医療機関」をご覧ください。

なお、精密検査は保険診療となりますので、協力医療機関以外でもご受診いただけます

まずは、ご受診された医療機関へご相談ください。

Q.精密検査って何をするの?

A.主に、胃内視鏡(胃カメラ)などによる検査を行います。

口または鼻から胃内視鏡(胃カメラ)を挿入し、食道・胃・十二指腸を内腔から観察します。

この検査で慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ヘリコバクターピロリ感染胃炎の診断が行われた場合、ピロリ菌の除菌治療に保険が適用されます。

Q.治療って何をするの?

A.服薬治療が一般的です。

1週間程度服薬していただき、投薬終了後4週間以上あけてから、尿素呼気試験や便中ピロリ抗原測定により除菌できたかを判定します。必要に応じて、2次除菌を行うこともあります。

Q.精密検査や治療は、保険が適用される?

A.保険が適用されます。

精密検査や除菌治療は、保険診療です。
金額については、検査方法などによって異なります。受診される医療機関へ、事前にご確認することをお勧めします。

Q.精密検査なしで治療はできる?

A.多くは、検査を行ってからの治療です。

除菌の保険適用の方は以下の通りです。

1.胃カメラで慢性胃炎と診断された方(※胃がんリスク検査で陽性の方は、こちらの場合が多いです)

2.胃カメラまたは、胃造影(レントゲン)検査により胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断された方

3.胃MALTリンパ腫の方

4.特発性血小板減少性紫斑病の方

5.早期胃がんの方

詳細は、事前に医療機関へご相談ください。

Q.除菌すれば胃がんになることはないの?

A.胃がん発生リスクは軽減しますが、除菌成功後も胃がんが発見されることもあります

このため、主治医と相談して、定期的に胃内視鏡やレントゲン検査を行うことをお勧めします。また、40歳を過ぎたら定期的に胃がん検診を定期的に受けましょう。

Q.胃内視鏡(胃カメラ)が怖い

A.医療機関へご相談ください

咽頭・鼻腔麻酔など痛みを軽減できる方法もあります。しかしながら、副作用もあるため、事前に医療機関へご相談ください。

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保健福祉局健康福祉部健康支援課

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ファックス:043-238-9946

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