校長室より
更新日:2025年4月22日
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令和7年度のスタートに向けて
このたび、緑が丘中学校の校長を拝命いたしました大塚公男と申します。伝統ある本校の舵取りを担うことに対して、その重責に身が引き締まる思いです。これまで本校の歴史を築いてこられた歴代の校長先生方、生徒たちの成長を間近で見守ってきた教職員、そしてこれまで様々な立場で学校を支えてこられた保護者・地域の皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。
さて、今年度本校は新たに113名の新入生を迎え、全校生徒407名、教職員36名で令和7年度をスタートさせました。本校の学校教育目標は「気づき、学び、行動する生徒の育成」、校訓は「自愛、自学、自立」です。また、校訓の一つ一つに対して「目指す生徒像」を「自他の心を大切にする生徒」「自ら進んで学ぶ生徒」「より良く生きようとする生徒」としています。これらの校訓や目指す生徒像を具現化するために私が必要だと考えることを捕捉します。まず「自愛」は、「思いやりと自己理解」です。相手の気持ちを考えて話したり、友だちが困っているときは優しく声をかけたり、相手の考えを頭ごなしに否定せず、違いを受け入れたりすることを心がけてください。次に、「自学」は、「好奇心と主体性」です。授業の中でわからないことはそのままにせず、自分で調べたり先生に質問したりする。学校の課題や宿題も「将来の自分のため」と思って取り組んでみることが大切です。最後の「自立」は、「目標と行動力」です。自分なりの目標を立て目標を持ち続け、少しずつでも努力すること。失敗や間違いを恐れず、チャレンジする姿勢を大切にすること。社会のことにも目を向け、自分に何ができるか考えて行動することです。
私たち教職員も自分の役割と責任を自覚し、チーム学校の一員として教育目標、校訓、目指す生徒像を実現するため、全力で教育活動に取り組んでまいります。
また、子どもたちの健やかな成長には、学校だけでなく、家庭や地域社会との連携が欠かせません。皆様とのつながりを大切にしながら、子どもたちを共に育てていきたいと考えております。どうぞ、今後とも温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年4月
千葉市立緑が丘中学校 校長 大塚公男