更新日:2025年4月11日
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考えて行動する
校長
11名の新1年生の入学を祝うかのように校庭の桜が咲き誇り春の日差しに輝いています。また、学年が一つずつ大きくなった2年生から6年生も新しい出会いに胸をはずませ、やる気いっぱいで新1年生を迎えてくれました。いよいよ、令和7年度の大木戸小学校が全校児童85名でスタートです。
始業式や入学式では、少し緊張した面持ちで話を聞いている児童の姿にこれから始まる小学校生活への期待と喜びが感じられました。意欲に満ちた85名の児童の姿に私たち教職員一同身の引き締まる思いです。
今年度より、学校教育目標を「自他を大切にし、何事にも自分事として取り組む児童の育成」とし、めざす児童像を「〇自ら考え、行動できる子 〇助け合う子 〇体を鍛え、ねばり強くやり抜く子」として取組を進めてまいります。
この学校教育目標を具現化するため、一人一人を大切にし、自律を支援する学校にしたいと考えています。
私たちは、知らず知らずのうちに、子供(たち)が自ら考えて、行動を決定する機会を少なくしてはいないでしょうか。困難にぶつかる前に指示したり、声かけをしたりする場合もあったのではないでしょうか。学習面や生活面など全ての面で受動的な態度では将来役立つ生きる力になりにくいと思います。子供たちは困ったことがあると、すぐ大人に聞いて解決をしようとします。こんな時、学校では「あなたはどう思うの」「どうしたいの」などと子供の考えを聞きながら、子供たちが何事にも自分事として考え、行動できるように支援していきます。
また、子供一人一人が自己肯定感や自己効力感をもち、学校生活が送れるよう、規範意識の醸成・人間関係能力を育てる取組を実践して行きます。新たに着任した職員と協力して全職員が一丸となり、今年も“チーム大木戸小”を合言葉に努力してまいりますので、保護者の皆様、地域の方々には、今までと変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。