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更新日:2026年9月30日

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校長室

校長 平澤 典之

雲の向こうにある光

 充実した夏休みが明け、校舎に子供たちの元気な笑顔が戻ってきました。一方で、千葉市内では激しい豪雨に見舞われ、自然の猛威を厳しく実感する夏となりました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。
 さて、今年の9月は雨の影響で、日照時間の少ない日が続いています。どんよりとした空が続くと気持ちまで曇ってしまいそうになりますが、雲に隠れて見えなくても、その向こうにはいつも変わらず太陽があります。
 子供たちの成長も、これに似ているところがあるのではないでしょうか。学校生活の中では、テストの点数や行事の成果など「目に見える成長」に目が向きがちです。しかし、実は「友達の気持ちを考えるようになった」「諦めずに少し粘り強く取り組んだ」といった、すぐには見えない「心の成長」は、子供たちの中に深く根を張り、将来の大きな成長を支える土台となります。
 植物が太陽の見えない日にも土の中で根を伸ばすように、子供たちも目に見えないところで悩み、考え、挑戦しながら一歩ずつ進んでいます。「結果」だけを見るのではなく、「前より少しできるようになったね」「もう一度やってみたことがすばらしいね」と、その過程にある小さな変化を見逃さずに言葉をかけていきたいものです。
 前期の締めくくりの時期となりました。子供たちの心の中にある、まだ見ぬ可能性という「光」を大切に育てながら、教職員一同、一丸となって日々の指導・支援に努めてまいります。今後も皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

夏休みにしかできない経験を大切に

 先日は、お忙しい中、個人面談にお越しくださり誠にありがとうございました。保護者の皆様と直接お話しして、学校とご家庭での子供たちの様子を共有できたことは、大変有意義で貴重な時間となりました。面談内容を、今後の指導や支援に生かしてまいります。
 さて、子供たちと話していると、すでに夏休みに向けて胸を膨らませている様子が伝わってきます。
「夏休みは、〇〇に行くんだ。」
「休み中に、〇〇をやるのが楽しみだよ。」
 そんなきらきらした表情で、夏休みの予定を嬉しそうに教えてくれる子がたくさんいます。子供たちの話を聞いているだけで、こちらまでワクワクした気持ちになってきます。45日間の夏休みは、自由でまとまった時間が流れる、子供たちにとって特別な期間です。
旅行といった特別なイベントはもちろん素晴らしい経験ですが、それだけではなく、「毎日欠かさずお手伝いをする」「時間を忘れて一冊の本を読みふける」「地域の行事に参加して、普段話さない世代の人と交流する」といったことも特別な経験です。
 学校で教科書を開くだけでは得られない、「夏休みにしかできない経験」を一つでも多く重ねてほしいと願っています。自分で計画し、やってみて、時には失敗する。そんな試行錯誤こそが、子供たちの生きる力を育みます。ご家庭におかれましても、子供たちの「やってみたい」という意欲をぜひ応援し、温かく見守ってあげてください。
 夏休みの間、事故や怪我なく安全に過ごし、充実した日々となることを願っています。休み明けには、子供たちが元気な姿で登校してくれることを心より楽しみにしています。

千葉開府900年に寄せて  
〜地域に育まれる郷土愛〜 

 紫陽花が雨に映える季節となりました。保護者の皆様におかれましては、先日の運動会での温かい応援と、おやじの会や各種団体保護者の方々によるグラウンド整備等ありがとうございました。また、現在の水泳学習におけるプールボランティアの皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。
 さて、こうした皆様の温かい見守りの中、6月の第1週には、千葉開府900年の記念授業が全市一斉に行われました。本校でも実施し、子供たちが千葉市の歴史や文化に触れました。また、1年生の公園・図書館訪問や、2年生の学区探検など、「地域に学ぶ活動」も活発に行われています。
 1年生の公園訪問に同行した際、「ここ、いつも遊んでいて大好きなんだよ!」と、何人もの子供たちが誇らしげに公園の自慢を私に語ってくれました。そのキラキラした笑顔の中に、地域を愛する心の芽生えを感じました。
 郷土愛とは、決して大きなことばかりではありません。「学校から見える景色が好き」「挨拶を交わす近所の人が好き」といった、日々の身近な“好き”の積み重ねこそが、郷土愛の根っこになります。
子供たちの中には、いずれこのふるさとを飛び立ち、市外、県外、さらには世界中の様々な場所へ羽ばたいていくことになるかもしれません。その時、この地域で過ごした日々や見つめた風景が、子供たちにとって「いつでも戻ってくることができる安心な場所」「心から落ち着ける場所」として、生涯の心の支えになってほしいと願っています。
先人たちが繋いできた地域の伝統というバトンを、今度は子供たちが受け取り、次の世代へと繋ぐ人になれるよう、これからも学校と家庭、地域が一丸となって温かく育んでいくことができればと考えています。

成長を分かち合う運動会へ

 五月の爽やかな風にのり、校庭からは運動会の練習に励む子供たちの元気な声が聞こえてきます。保護者、地域の皆様には、日頃より本校の教育活動へのご理解・ご協力をいただき、感謝申し上げます。
 さて、運動会がいよいよ来週の23日(土曜日)に迫ってきました。学校行事は、子供たちが集団の一員として互いを理解し、協力して高め合うかけがえのない成長の機会です。自分たちで壁を乗り越えようとするプロセスこそが、自律の心や社会性を育むと信じています。
一方、練習期間は心身ともに大きなエネルギーを必要とする時期でもあります。目標に向かって意欲を燃やす子がいる一方で、慣れない日課に疲れを感じている子もいると思います。
 運動会の価値は、当日の順位や完成度だけで決まるものではありません。
「苦手なことに向き合おうとしたこと」
「不安を抱えながらも一歩を踏み出したこと」
そのすべてが尊い「挑戦」であり、大切な学びです。
 当日は、それぞれの目標に向かって懸命に頑張る姿に、温かな拍手を送っていただければ幸いです。ご家庭でも、今日までの「心のプロセス」を受け止め、認めてあげてください。
 困難を乗り越えた先にある感動を、皆様と共に分かち合えることを願っております。

ご入学・ご進級おめでとうございます
~新たな出会いを大切に~

 今年度より春休み期間が長くなり、子供たちが登校する頃には桜も散りかけておりました。しかし、枝先に芽吹いた鮮やかな若葉からは、生命の力強いエネルギーが感じられます。その瑞々しさは、まるで子供たちの新しいスタートを応援してくれているかのようです。
保護者の皆様、お子様のご入学・ご進級、心よりおめでとうございます。本年度、小中台小学校は10日の入学式に111名の新入生を迎え、児童数931名、31学級でスタートいたしました。この度、校長として着任しました平澤典之と申します。子供、学校のために精一杯尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 
 さて、進級や入学から数日が過ぎました。子供たちは、「○年生ではどんなことに挑戦しようか」「新しい友達と何をしようか」と、期待と緊張が入り混じった特別な思いを胸に毎日校門をくぐっていることと思います。学校という場所には、数多くの「出会い」があります。新しい友達や先生、そして初めて知る知識や価値観。それらとの出会いは、子供たちに深く考える機会を与え、新たな自分を育てる力となります。この一年間の学校生活を通して、一つ一つの出会いを大切にし、多くの経験を成長の糧にできるよう、教育活動に努めてまいる所存です。
 子供たちが安全に安心して過ごし、笑顔あふれる学校になるよう全職員一丸となって取り組んでまいります。本年度も、保護者・地域の皆様の温かい励ましとご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。