更新日:2025年7月15日
ここから本文です。
有意義な夏休みを
昇降口前の一人一鉢では、1年生が育てている朝顔に大輪の花が咲いています。ピンクや水色、紫色と鉢ごとにいろいろで、どの子も自分の朝顔に愛情をもって水やりをしています。また、なかよし学級が畑で育てた茄子とピーマンは立派な実をつけました。それを収穫し、ピザトーストの具として調理しました。植物の一連の成長を実体験し、最後は命に感謝し、「いただきます」という素晴らしい経験ができました。
6月の学習参観にはたくさんの方にご来校いただき、ありがとうございました。子供たちも保護者の方の参観が学習の励みになり、頑張りにもつながりました。また、6月30日には学校評議員の方々に学習参観をしていただき、学校の安全についてもご意見をいただきました。保護者や地域の皆様のご支援の下、教育活動が順調に実施することができておりますことに深く感謝申し上げます。
さて、7月19日(土曜日)からは、44日間の長い夏休みに入ります。ご家庭でもいろいろと計画を立てていることもあるかと思いますが、前期の学習の補完とともに、この夏休み期間中に、ぜひ子供たちに「直接体験」の機会を多く設けていただきたいと思います。
現代の子供たちの生活環境には、ゲームやスマートフォン等のバーチャル空間(仮想空間)があふれており、必然的にバーチャルの世界での間接的な体験が多くなっています。その便利さ、手軽さを否定するものではありませんが、子供時代の直接体験からしか得られない生(なま)の感覚、におい、肌触り、色彩、味わい、響き、痛み、感動等々を、まさに五感を通して感じる経験はかけがえのない大切なものです。
身近なものでは家の手伝いでも良いでしょうし、夏祭りやラジオ体操等の地域の行事への参加も良いです。また、海や山等の豊かな自然に触れたり、図書館・博物館等に出かけたりするのも良いでしょう。子供たちが普段はなかなかできない生(なま)の体験を多く経験することでこの夏休み期間中に一回りも二回りも大きくなって、元気に9月を迎えられることを願っています。