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（現：港区新橋）の組紐職人の家に生まれますが、絵師を志し10代半ばから画を学び始めます。そして、明治41年（1908）25歳の時、日本画家鏑木清方（1878～1972年）に入門、紆余曲折はあったものの師匠から「巴水」の画号を与えられて日本画家としての歩

年）であります。その膨大な古画研究の成果を活かした新画風は狩野派に新たな画風をもたらしたと思います。明治の日本画家として教科書にも記される、狩野芳崖と橋本雅邦も木挽町狩野家で絵画学習を行ったことが絵師としての

の成果については、これまでに『美と知の宝庫　足立-酒井抱一・谷文晁とその弟子達』（平成27年度）、『髙橋廣湖 -千住に愛された日本画家-』（平成29年度）、『大千住 -美の系譜-』（平成30年度）、『初顔見世の役者絵』（令和元年）と、継続して定期的な特別展を開催され

ます 石井林響（1884年から1930年）は、現在の千葉市緑区出身の、明治時代後半から昭和初期に活躍した千葉県を代表する日本画家です。明治34年（1901）に10代半ばで上京すると日本画家橋本雅邦に師事し、初期には日本美術院の画風に学び、「石井

で開催します。 新版画という分野、ジャンルをご存じでしょうか。浮世絵が伝えた彫りや刷りといった伝統的な技術と、日本画家、洋画家、外国人画家の方などの、それぞれの新鮮な表現を融合しまして、大正初期から昭和の初めにかけて発

に充満し、迫ってくるような迫力があります。 田中一村は、1938年から約20年、千葉寺町に住んだ、千葉市にゆかりの深い日本画家です。50歳の頃に奄美大島に移住し、画家としての生涯を賭けて描いた、奄美の亜熱帯の風土を題材とする独特

和44年） 個人蔵（千葉市美術館寄託）Ⓒ2022 Hiroshi Niiyama 田中一村（1908-77）は、昭和13年からの約20年、現在の中央区千葉寺町に住した日本画家です。戦時をはさみ変貌する街を見つめながら、画壇とは離れ独歩の画家として研鑽を続け、50歳を過ぎて奄美に

林響（1884-1930）は、千葉県山辺郡土気本郷町（現千葉市）に生まれ、明治末に若くして画壇に登場し、昭和初めにかけて活躍した日本画家です。本作は千葉県東金市・妙徳寺の日圭上人に宛て、御堂修繕の寄付勧募に刺激となるようにと描かれまし

い花》　昭和20年代　個人蔵（千葉市美術館寄託） 田中一村（1908-77）は、昭和13年からの約20年、現在の中央区千葉寺町に住んだ日本画家です。中央画壇とは離れ、50歳を過ぎて単身千葉から奄美大島に移り、切り詰めた生活のうえ生涯の集大成とし